16日午後1時40分ごろ、東京都渋谷区千駄ケ谷で乗用車が歩道に突っ込んだと通行人から119番通報があった。東京消防庁によると、運転していた横浜市の男性(79)を含む男女7人がけがをして病院に搬送され、うち3人が重傷とみられる。 運転していた男性は「お茶にむせて吐いてしまい、ブレーキかアクセルを踏み込んだ。気が付いたら事故を起こしていた」などと説明していることが、警視庁原宿署への取材で分かった。同署は男性が運転操作を誤ったとみて、詳しい状況を調べている。 事故は午後1時35分ごろに発生。同署によると、歩行者や自転車に乗っていた20~80代の男女5人が巻き込まれ、重軽傷を負った。いずれも意識はあるという。運転していた男性と同乗の妻(76)もけがをして病院に搬送されたが、命に別条はないとみられる。 車は明治通りを渋谷方面に向かって走行中に対向車線にはみ出し、そのまま進行方向右側の歩道に乗り上げた