昔から「読書は大切だ」と言われてきましたが、最近の研究では、読書が数学的能力も向上させると判明しました。 アメリカ・ニューヨーク州立大学バッファロー校心理学部に所属するクリス・マクノーガン氏は、脳の読書ネットワークが、乗算などの一見関係のない活動時にも働いている様子を確認したのです。 文系の基礎能力である「読み書き」は、理系の基礎能力「数学」にも深く関係していたことになります。 研究の詳細は、2月12日付けの学術誌『Frontiers in Computational Neuroscience』に掲載されました。