入居者の要求を無視する介護施設 実際、介護福祉士の友人は気まじめな男で、私が介護の世界に入る前から職場の不満をよく口にしていた。彼から、問題のある上司とか、よくない施設の話をよく聞いた。 彼が今までいた施設で一番腹が立ったのは、頻繁にナースコールを押す入居者の電源を切るように上司から指示されたことだという。つまり入居者の要求を無視するのだ。ベッドから降りる際に鳴る、足もとのセンサーマットの電源をオフにしていた施設もあったという。 それ以外にも深夜に徘徊はいかいする人に、規定以上の睡眠薬を服用させたり、尿取りパッドを4時間おきに替えないといけないところを、夜勤者が睡眠をとりたいがために、2枚重ねにして手間を省いたりすることもあるらしい。 朝、利用者にラジオ体操をさせなければいけないのに、「みなさん、最近お疲れみたいで、血圧も高めですから今日は休みましょう」と、無理やり理由をつけて、何日もその
【読売新聞】 迷子になっていた男児(3)に声をかけ、2時間にわたり付き添ったとして、香川県警丸亀署などが丸亀市役所で、丸亀東中3年の女子生徒(14)に感謝状を贈った。 同署によると、女子生徒は3月23日午後5時頃、丸亀市土器町東の路
インフレ懸念で株式市場は大揺れ 5月13日の日経新聞夕刊1面トップの大きな記事は「米市場、インフレ加速警戒」というタイトルだった。「金融市場が米国のインフレ懸念加速に警戒を強めている」というのだ。このインフレ懸念のせいで、米長期金利が上昇、数日間の動きではあったもののIT株を中心に株安が起きた。 その一方、連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、「物価上昇は一時的的だ」とのコメントを何度も繰り返している。長期金利の上昇を抑えるために市場の懸念を打ち消したいのだろう。 市場のメイントピックとなりつつあるインフレ懸念だが、インフレ進行の理由のひとつは、半導体や木材等の供給が不足している反面、コロナ禍で後ずれした需要が爆発しつつあるという需給の悪化だ。それが主因のインフレならFEDの「物価上昇は一時的」とのコメントも、それなりに納得がいく。 巨大な財政出動の大きな反動 しかし、米国でインフレ懸
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