EF17-40mm F4L は、超広角レンズとしては高い21のDxOMarkスコアを達成している。解像力のピーク15P-Mpixは、おそらく最新設計のレンズに若干遅れを取っているが、それでもなおこのスコアはとても良好だ。 多くのズームレンズのように、このレンズも広角端の性能が良く、開放から均一性は良好だ。35mm以上では開放では特に周辺部で解像力が低下するが、絞れば着実に改善する(性能のピークはF8-F11)。色収差は、24~40mmではまずまずよく補正されているが、17mmの隅では目立つ。しかし、APS-Cでは色収差は問題はなく、そしてこれは周辺光量落ちについても同じことが言える。 EF16-35mm F2.8L II との比較では35mmではF2.8L II が良好だが、17-40mm F4Lは画面全域の均一性に優れ、ピークの解像力もわずかに高い。17-40mm F4Lは小型軽量なので
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