「日本人の英語学習熱は非常に高い」? 「日本人と英語」にまつわる誤解を解き明かす 『「日本人と英語」の社会学』 寺沢拓敬氏インタビュー ビジネス誌をめくれば英語習得法の特集が組まれ、電車に乗れば英会話スクールの広告が必ずと言っていいほど目に入って来る。また、楽天を始めとする企業では、社内英語公用語化が進み、子供たちへの早期教育の効果が喧伝されている。まるで、これからの時代、英語が出来なければ食い扶持に困るとでも言うように。 果たして、そんなに多数の日本人に英語は絶対に必要なのか。こうした通説や俗説に対し、社会統計データを分析し、実態をつまびらかにしたのが『「日本人と英語」の社会学』(研究社)。そこで著者で、日本学術振興会特別研究員(PD)・オックスフォード大学ニッサン日本問題研究所客員研究員の寺沢拓敬氏に話を聞いた。 ――一歩街に出ると英会話スクールの広告が溢れていますし、ビジネス誌などで
![「日本人の英語学習熱は非常に高い」? 「日本人と英語」にまつわる誤解を解き明かす](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/29624a760af5d6e3b0e7891d604f265e3660cad2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwedge.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2Fa%2F1024%2Fimg_facef182146c2e6eef2aa44fb061c7b0236336.jpg)