10月1日、米グーグルは2030年までに米国から火力発電をなくす計画を明らかに。写真はグーグル本社の看板。5月撮影(2008年 ロイター/Kimberly White) [サンフランシスコ 1日 ロイター] 米グーグルGOOG.Oは1日、石炭や石油による火力発電を2030年までに米国からなくし、自動車向けの石油消費量も40%削減するという計画を明らかにした。 グーグルは同社の社会貢献部門である「Google.Org」を通じて、風力や太陽光などのクリーンエネルギー関連事業に出資しており、今年度の投資額も4500万ドル(約47億円)に上る。 今回の計画実行には、巨額のコストがかかると見られるが、グーグルのシュミット最高経営責任者(CEO)は、こうした努力が同社のブランドにメリットをもたらすという考えを示した。