グルメマンガを読んでいて、「おいしそう」だと思うこと多くないですか? 僕は作品で紹介されていた商品を購入したり、お店に足を運んだりします。この、読者を消費に駆り立てる力を持っている「おいしさ」の描き方に、興味があります。それに加えて、グルメブログを書いている方にも役立つかもしれないと思い、「グルメマンガの料理はなぜおいしそうなのか」という主旨の記事を書いていこうと思います。 第1弾として取り上げるのは、新久千映さんの『ワカコ酒』というマンガです。 概要 村崎ワカコ26歳。酒呑みの舌を持って生まれたがゆえに今宵も居場所を求めてさすらう女ひとり酒。貴女の隣に居るかもしれない、大人気・おひとり様仕様の呑兵衛ショート♪(ゼノン編集部|ゼノン・ぜにょん・タタンが1つになったWEBマンガサイト) 『ワカコ酒』は共感でおいしさを表現する グルメマンガはいろんな角度から料理を取り上げます。特殊な例で言うと