高橋晋平氏(以下、高橋):どういうきっかけでこの本を出したんですか? 牧野貴樹氏(以下、牧野):最初はなんとなく面白いかなと思って(笑)。自宅のプリンターで30部刷って売ったら、すぐに全部売れまして。次に印刷屋さんに頼んでみようということになって、300冊くらい作って書店さんにも少し流し始めたんです。それで3年とかくらいかけて300冊が売れて、それで僕としては「面白いことしたな」と満足して終わりにしていたんです。だけど、ずっと注文が来るんですよ。 一応ISBN(書店流通に必要な図書コード)を取っているからカタログにものっているし、Amazonにも一応掲載されているので注文が来るんですよ。「もう在庫がありません」と断っていたんだけど、あまりにずっと来続けるから、「また出そうか」ということになって出したら今度は思ったより大きく売れて……という感じですね。 高橋:巻末の印刷回数を見ると、この1刷
埼玉県熊谷市に「NEWLAND」という新しい施設が登場した。東京からはちょっと距離がある場所だが、信頼できる仕事をしているPR会社、デイリープレスがプランニングもかかわったというだけに興味津々。取材に行ってきた。 その土地に根ざしたライフスタイル 訪れたのは、まだ残暑が厳しい頃の土曜日だった。日本一気温が高いといわれるように、さぞや暑い土地なのだろうと覚悟して出かけた。「NEWLAND(以下、ニューランド)」は、駅からクルマで10分、15分ほどの場所。中学校や病院がある幹線道路の裏手の、どちらかというと目立たない場所にある。 リリースに付されている写真を見たときは、郊外に出現したかっこいい施設で、周囲から良くも悪くも目立っている建てものを想像して行ったのだが、予想と違い、地味な雰囲気で周囲になじんだ場が広がっている。スケールも写真より大きく、奥行きが広そうな施設だ。取材が楽しみになってきた
日経トレンディでは、5月2日発売の6月号で「Facebook&Twitter」の大特集を組んでいる。 そのなかで「東日本大震災で、FacebookやTwitterなどのSNSがどう使われたのか」を問うアンケートをTwitterやFacebook、300万人編集会議で募集したところ、計547件の返答を頂いた(なお投稿1件当たり100円、計5万4700円を、日本赤十字社に寄付した)。 6月号では、集まったたアンケート回答を掲載している。だが、限られた誌面内では掲載出来なかった回答も多い。そこで日経トレンディネットでは、寄せられたネットユーザーの声をわかりやすく構成、分析した「震災時のSNS利用の実像」を、3回シリーズで掲載する。 今のネットユーザーのSNS利用の生きた実態がわかるほか、「自分は震災時にSNSをこう利用した」ということを思い出すきっかけにもなるだろう。 第1回目に問いかけた質問は
2010年9月10日、SNS大手のミクシィは新プラットフォームに関する大規模な発表を行った(関連記事)。これは今までのSNSの事業領域を大きく広げる野心的な施策だが、同時に海外から本格上陸する世界最大のSNS「Facebook」との本格的な争いの幕開けも意味する。 今回は日頃からソーシャルメディア全般をウォッチし続け、人気ブログ「In the looop」で深く考察しているループス・コミュニケーションズの斉藤 徹氏に、ミクシィの戦略などから透けて見えるネット業界の構造変化について聞いた。 (さいとう・とおる) ループス・コミュニケーションズ代表取締役 1985年、慶応義塾大学理工学部卒、日本IBM入社。ソフト技術者およびSEとして汎用機からオフコン、PCまで広く開発に従事。1991年にフレックスファーム創業。携帯コンテンツ変換ソフト「x-Servlet」で日経新聞優秀製品賞・広告賞を受賞。
インフォメーション 渋谷ヒカリエで47都道府県の健やかなデザインに触れる (12/14) インフォメーション 「シーバスリーガル」が宮藤官九郎氏を日本の顔に起用! (12/11) インフォメーション 【開催報告】日経クロストレンドEXPO 2018 (12/06) 連載:「日経トレンディ」最新号案内 日経トレンディ2019年01月号 (12/03) インフォメーション 【開催報告】ザ・コーポレートゲームズ東京2018 (11/13) インフォメーション 日本初トランスメディア方式映画『IN-EI RAISAN』 (11/06) インフォメーション 恒例のエボルタNEOチャレンジ、今回は2.5kmの遠泳! (10/01) 連載:「日経トレンディ」最新号案内 30日でマスター ずるい!エクセル仕事術 (09/26) インフォメーション 二子玉川ライズ S.C.に加わった新たな魅力とは? (09
第一興商は5月20日、東京都港区港南のJR品川駅前に、8フロア約380坪の大型飲食店舗ビル「カナーレ品川」をオープンする。3店舗の飲食店が入り、席数は計600席を用意。宴会、接待、企業パーティーなどの需要取り込みを狙う。年商計7億円を見込む。 JR品川駅港南口から徒歩2分の場所に立地。1階にはアイリッシュパブ「CELTS」、2~7階にはダイニング「楽蔵うたげ」、8階には新業態となるデザイナーズダイニング「WINE BAR & DINING VENUS CAFE(ワインバー & ダイニング ヴィーナスカフェ)」を開業する。 「CELTS」は、10種以上のビールや50種以上のカクテルなどをそろえたアイリッシュパブ。大型モニターでスポーツイベントも楽しめる。「楽蔵うたげ」は全室個室の“炙(あぶ)りダイニング”で、2人から70人の宴会に対応。最上階の7階には贅沢さを演出するラグジュアリーフロア「贅
ネスレ日本がこの4月から、全国のジャスコ、カルフール104店舗限定で先行販売を始めた「ネスカフェ バリスタ」(以下、バリスタ)は、従来のコーヒーマシンでは考えられなかった画期的なマシンだ。というのも、インスタントコーヒーを使用するコーヒーマシンなのだ。しかも、インスタントコーヒーをマシンで淹れるというだけではない。通常のブラックコーヒーはもちろん、エスプレッソ、カフェラテ、カプチーノの抽出も可能。ネスレ日本での試算では、カプチーノ1杯を21円で抽出できる計算になるらしい。 使用するコーヒーは、ネスレ独自の詰め替え用カートリッジ「ネスカフェ チャージ」(以下、チャージ)タイプの「ネスカフェ・ゴールドブレンド」と「ネスカフェ 香味焙煎」のみ。このチャージタイプは瓶への詰め替えカートリッジなので、瓶で買うより安価だ。しかも、バリスタへはスプーンなどを一切使うことなく充填することができる。 そのバ
日曜日の夕方5時。会社勤めのビジネスパーソンなら「明日から仕事かぁ~」とやや憂うつになるこの時間に、30代、特に男性ビジネスパーソンに“明日からの活力”を与えているラジオドラマがある。『あ、安部礼司~beyond the average~』(TOKYO FMほか全国JFN37局でオンエア)がそれだ。 物語は、37歳のごくごく普通のビジネスパーソンである「安部礼司」(もちろんネーミングは平均のアベレージからだ)の普通の活躍(?)をコミカルに描いたもの。キャッチフレーズは「勇気と成長のコメディー」。新規事業の開発や人事異動、上司部下との人間関係、若手社員との恋愛などビジネスパーソンにとってはおなじみのエピソードが進行していく「笑って泣けるサラリーマン物語」だ。 2006年4月にシーズン1がスタート。その後、徐々に人気を得て、08年12月には土日を通じてM1とF1層(20~34歳)の聴取率がトッ
横幅をわずか5cm短くしただけの冷蔵庫が、前年の10倍も売れたという。パナソニックが中国で発売した“スリム冷蔵庫”だ。 従来、同社が中国で発売していた冷蔵庫は、最も幅が短いもので60cm。ヒット商品のスリム冷蔵庫は、これを5cm短くして55cmにしたのだ。 特別な機能をつけたわけではない。価格を引き下げたわけでもない。なぜ、それがヒット商品となったのだろうか。 実は、この裏にはパナソニックが上海に設置した中国生活研究センターの研究成果がある。 同センターは、所長の三善徹氏以外は、すべて中国人スタッフ。所員全員で8人のこぢんまりとした陣容だ。だが、このセンターから生み出される研究成果が、中国市場に最適化した白物家電製品の創出につながり、パナソニックの存在感を高めている。 同センターの役割は、中国の生活や家庭情報を研究、調査して、商品企画や商品開発に結びつけることにある。 中国人スタッフは仮説
ライブドアというと最近は暗い話題が多いけど、同社が提供しているWebサービスの分野では明るい話題もある。なかでもうれしいのが、Weather Hacks(ウェザー・ハックス)。気象情報を無料のRSSベースで提供している。RSSリーダーで読めるのはもちろん、ちょっとしたアプリケーションを開発すれば、気象情報の表示をカスタマイズしたり、別の情報と組み合わせたりできる。Web2.0的な天気予報もできる。 Webページで天気予報など気象情報を提供するサービスは現在でもいろいろある。大手のポータル・サービスなら必ずやっている。もちろんライブドアもやっているけど、他ポータルサービスに先駆け、すごく大きなブレークスルーをやってくれた。Weather Hacks(ウェザーハックス)だ。気象情報をRSSで配信しているのだ。 気象情報をRSSで、というと、「ブログのエントリ更新みたいだから、RSSリーダーで情
セルフサービスを取り入れて、 豪華施設で温泉三昧を実現! あったかーい温泉が恋しい季節がやって来た。でも、ふところ具合はちょっと寒い。そんな時でも手軽に利用できる、1泊2食付きでも1万円以下で泊まれる宿が増えている。それも、豪華な施設が利用できるのがポイントだ。 まず紹介するのは、全国に100のホテル・旅館がある四季倶楽部。ここの最大の特徴は、365日いつでも1泊朝食付き5250円という料金の安さだ。レストランでの夕食(施設により2100円~4200円)を付けても1万円以下で収まる計算。会員制リゾートなどではなく、空室があれば誰でも利用できる。 安さの秘密は、その運用形態にある。100の宿泊施設というのは、直営22施設と78の提携施設に分けられ、22の直営施設は実は一般の企業が所有する保養所なのだ。その企業の社員用の部屋と、一般の利用客用の部屋を区分。企業と契約を結んだ三菱地所グループの四
『大人の宿題』(サンマーク出版/1470円) アイデアを生むための視点を紹介。理論だけではなく、実践的な内容なので、“脳トレ”気分で読み進めることができる(画像クリックで拡大) 『ザ!鉄腕!DASH!!』『行列のできる法律相談所』などさまざまなジャンルの番組構成を手がける放送作家、そしてnikkei TRENDYnetで「業界の鉄人がトレンドを斬る テレビ編」を連載している山名宏和氏が、発想法を鍛えるためのトレーニング本『大人の宿題』を発売した。 世の中には数多くの発想法に関する“お勉強本”があるが、ことさらアイデアの組み立て方にクローズアップした内容が多い。だが、『大人の宿題』はアイデアの原材料となる、モノやコト、事象の観察方法、つまりアイデアを発想するために必要な“視点”がキーワード。放送作家にとって生命線であるアイデアを切り口に、山名流の仕事術を整理して書籍化したものともいえる。その
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く