今年の漢字は「変」、清水寺で発表2008年12月12日14時14分印刷ソーシャルブックマーク 今年を表す漢字は「変」――。日本漢字能力検定協会(本部・京都市下京区)が全国から公募した「今年の漢字」が12日、清水寺(同市東山区)で発表された。森清範貫主が大型の和紙に、巨大な筆を使って一気にしたためた。 同協会によると、「変」の文字には日本の首相交代やオバマ次期米大統領の「チェンジ」(変革)など内外の政治の変化、株価暴落や円高ドル安などの経済の変、食の安全性に対する意識の変化、世界的規模の気象異変による地球温暖化問題の深刻化、スポーツ・科学分野での日本人の活躍に表れた時代の変化などの意味が込められ、政治・経済をはじめ、よくも悪くも変化の多かった一年を象徴するという。去年の漢字は「偽」、一昨年は「命」だった。 アサヒ・コムトップへニューストップへ