WQHDや4Kなど、高解像度ディスプレイの普及にともない、さらに重要度を増しているWindowsでのDPIスケーリング。前回はWindows 8までの状況について紹介した。 Windows 8.1では、それまでの経緯を踏まえDPIスケーリングに関してさらに変更が行なわれた。まず、モダンUI側にも導入され、高いDPI値を持つディスプレイでは、標準文字サイズなどを変更することが可能になった。これは「PC設定」→「PCとデバイス」→「ディスプレイ」で設定できるが、ディスプレイからの情報に基づき、選択肢が変化する。 高DPIディスプレイへの対応で アプリは3つに分けられる これまでWindowsでは、アプリケーションのDPI対応に対する姿勢を何回も変えており、その結果、過去との互換性を保つためにいくつかのAPIなどを提供している。Windows XPまでは、アプリケーションは必ずしもDPIを意識す
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