発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第451回目は『City of Brass』を紹介する。 本作は中世イスラムの説話集「千夜一夜物語」の世界観を用いたパーマデス制(死んでしまうと復活せず最初からやり直しとなるシステム)の1人称視点アクションゲームである。プレイヤーは砂漠の盗賊として、プロシージャル生成された古代都市を探索する。ムチとシミター(三日月剣)を駆使して眠りから覚めた亡霊たちを倒し、遺跡のどこかに隠された財宝を探し当てることが目的となる。 ムチは敵をスタンさせる攻撃手段であると同時に、安全地帯へと退避するための移動手段でもある。遠くのオブジェクトを引き寄せるほか、ちょっとしたバリケードを破壊する道具としても使える万能ツールであり、アクションの幅を広げる本作の注目要素と言える。 呪われた古代都