Next.js、Remix、SvelteKit といった近年のフレームワークは、JavaScript がなくても動作することを一つの価値として提供しています。 例えばSvelteKit のフォームではプログレッシブエンハンスメントとして、JavaScript が利用できる環境ではリッチなユーザー体…
Next.js、Remix、SvelteKit といった近年のフレームワークは、JavaScript がなくても動作することを一つの価値として提供しています。 例えばSvelteKit のフォームではプログレッシブエンハンスメントとして、JavaScript が利用できる環境ではリッチなユーザー体…
■ はじめに <div>要素にonClickを渡すべきではない、ということ聞いたことはないでしょうか? ただ、なぜ渡すべきでないのか? 理解してなかったので今回調べてみました。 サンプルコード 今回動作確認に利用したサンプルリポジトリのコードはReactで書いています。 ■ 結論:<div>にonClickを定義するのがなぜダメなのか? ユーザーにとって操作性の低いボタンになってしまうから、です! 要するに UX が悪くなってしまうから! その理由を解説していきます! ■ 操作性の低いボタンになってしまう理由 大きく3つあると考えています。 div要素は focus を持たないから returnキー, spaceキーをonClickに変換しないから スクリーンリーダーが認識しない要素だから ◎ focus を持たないから <div>要素はfocusを持ちません。 なので、tabキーで要素に
HTMLの標準仕様は2021年にHTML5が廃止され、HTML Living Standardになりました。そしてCSSの仕様はW3Cによって策定されており、CSS2.1をはじめ、CSS3やCSS4の策定も進み、モダンCSSが現在の主流となっています。 HTML Living StandardとモダンCSSに完全対応したWeb制作者必携、読みやすい分かりやすい使いやすいと三拍子揃ったリファレンス本を紹介します。 IEのサポートが終了した現在、手元にあるリファレンス本が古いぞ、と思った人には特にお勧めします! 本書は2015年に刊行されて以来、ベストセラーを続けている「HTML&CSS全事典」の最新版、改訂3版です。2022年8月現在の仕様にあわせて全面改定されており、HTMLとCSSのリファレンスだけでなく、新機能の解説、今時の記述方法、@ルールのさまざまな使い方、CSSの関数など、Web
GoogleではCSSの新機能を導入するだけでなく、既存の機能を向上することにも取り組んでいます。その中の一つ「TablesNG」で、HTMLのtableの実装がこれまでと変わるのでその変更点を紹介します。 tableは古くからあり、その後さまざまなCSSの機能がブラウザに実装されました。当然、それらの新しい機能にtableは対応していません。それらに対応し、不整合を修正するのが今回の取り組みです。 TablesNG Resolves 72 Chromium Bugs for Better Interoperability by Una Kravets, Aleks Totic 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに TablesNGの取り組み 1. テーブルの行にposition: sticky 2. バック
フロントエンド連載の5記事目です。 HTML5が2021年の1月に廃止されました。 Webエンジニアとしてバリバリ活躍されてる方やエグゼクティブテックリードのような肩書きを持つ方にとっては「何をいまさら」という話題かと思います。 しかしながら、今年も新人さん入ってきてくださったので、プログラミングを学習中にHTML5という文字列に悩まされないように、そもそもHTML5とは何かや、廃止された経緯をまとめてみます。 HTML5とはWebサイトを作るときに必ず書くことになるHTML。Webサイトのコンテンツ、つまり中身や構造を作るために使うマークアップ言語です。 そして、その最近版として10年ほど前に登場したHTML5。当時は Webニュースなどで盛んに特集が組まれていましたが、このHTML5がついこないだ、2021年1月28日に廃止されました。 広義のHTML5 / 狭義のHTML5HTML5
あくまで有効日数はW3C仕様の名目上のステータスであり、参考情報にしか過ぎないわけですが、HTML5とそれよりも前に策定された(X)HTML仕様は、2018年3月に一斉に廃止され、HTML Review Draftと入れ替わるタイミングでHTML 5.1とHTML 5.2が同時に廃止されました。Second Editionを含んでいますが、HTML5シリーズがいずれも勧告から3年で廃止されているのは何とも興味深いところではあります。 また、古い話ですが、当時HTML5のEditorを務めていたHixieことIan Hickson氏が2008年に「HTML5の完成は2022年ごろになる」と発言していたことがありました(HTML5の完成は2022年!? | Web標準Blog | ミツエーリンクス)。2012年にW3CとWHATWGのHTMLが分裂[1]し、結局今年になってWHATWG HTM
これまではJavaScriptを用いて実装するしかありませんでしたが、ついにimgやiframe要素であればloading="lazy"を付与するだけで、簡単に実装できます。 <!-- 画像に適用する場合 --> <img src="pic.png" alt="画像の詳細" loading="lazy"> <!-- iframeに適用する場合 --> <iframe src="external.html" loading="lazy"></iframe>画面外では読み込みが発生しないので、必要になった時(画面内に要素が入りそうになった時)に読み込みが発生するのでパフォーマンスが向上します。 また画像についてはsrcsetを用いたレスポンシブな画像に対しても指定できますし、picture要素を用いてfallback形式でも記述できます。 <img src="normal.png" srcse
まえがき W3C(とWHATWG)からの公式なアナウンスはまだ確認していませんが、何度目かに結成されるW3C HTML WorkingのDraft Charterと、このCharterから辿れるDRAFT Memorandum of Understanding Between W3C and WHATWG(Memorandumは日本語で覚書などと訳されるので、ここでも覚書と呼びます)がブログエントリーのタイトルのソースになります。もっとも、今確認できる覚書もドラフトですから、変更があるかもしれません。しかしながらURLで観測できるわけですから、大筋でW3CとWHATWGとの間で合意が取れているのではないかと推測します。あとは、覚書だけでなくCharterもドラフトということになっていますが、以下の文章では面倒なので省略します。最後にお約束ですが、このブログエントリーは「だいたいあってる」感
[レベル: 初・中・上級] 英語版のGoogle公式ヘルプフォーラムでGoogle社員のZinebさんが、CMSへの移行が難しい静的なHTMLサイトをモバイルフレンドリーなサイトに変換する際に考慮すべきことをアドバイスしました。 参考になるので日本語に訳して紹介します。 なおリンク先ページは日本語のものも英語のものもあります。 静的サイトをモバイルフレンドリーに転換する方法 Chromeのデバイスエミュレーションモード(※このブログでの解説はこちら)を使って、異なるスクリーンサイズと解像度でウェブサイト(がどのように表示されるか)をテストする。 viewport(ビューポート)を設定する。このタグによって、ページのコンテンツをさまざまなスクリーンで拡大縮小できるようになる。ビューポートがないと、PCで見たときのようにコンテンツが表示されてしまう。 <font>タグや他のインラインHTML要
2015年3月18日 CSS 2011年に「少しのコードで実装可能な20のjQuery小技集」という記事で数々の便利な制作技を紹介したのですが、時は流れ、今ではCSSのみで表現できるものが多くなってきました。という事で今回はその記事内で紹介した技を中心に、かつてはJavaScriptを利用していたものの、今ではCSSのみで実装できる小技を紹介します。 ↑私が10年以上利用している会計ソフト! 目次 Div全体をクリックできるようにする テーブルの偶数・奇数の行の色を変える フォームにテキストを入れておき、フォーカスで消す(文字色も変更) ラジオボタンとチェックボックスを装飾する スライドパネル アコーディオン ツールチップ 言語によってスタイルを変更 横並びのdivの高さ揃える ボックスを上下左右中央に配置する それでは実際にどんな事ができるのか見てみましょう!サンプルも作ったのでコードと
HTMLファイ部のほんだです。 気づきTips! Σ(・ロ・) カヤックの中でもHTML5のWebフロントエンド実装を担当する エンジニアを集めた部署「HTMLファイ部」では、 制作にあたってはまったことや、気づいたことをメモ的に蓄積・共有しています。 通常は、 1. 制作で何かわからないことがでた ▼ 2. Google等で検索して解決の糸口をさがす ▼ 3. こんな方法があったのか〜 と気づきを得る というフローでスキルアップしていくことがもっぱらだと思うのですが、 学びを増やしていくためには違うアプローチも必要なんじゃないかと思います。 カヤックHTMLファイ部では、 1. みんなで蓄積したTipsをざぁっと読む ▼ 2. こんな方法があったのか〜 と気づきを得る ▼ 3. 制作の際に導入していく というフローを繰り返し実践していくことで、 検索では気づけないことを学び、実装力アップ
まずはProgateへアクセスしてアカウントを作成。私はTwitterで認証しました。 現在学べる言語は HTML & CSS PHP jQuery の3言語の基礎部分。 とりあえずHTML & CSSをやってみましょう。 学習の流れ 学習の流れは3ステップ。 スライドで基礎知識を学習 ブラウザ上のエディタにコードを書いて実際に学習 プレビュー画面で実際に挙動を確認→答え合わせ といった感じです。 スライド スライドは非常に丁寧な作りとなっておりますので、よく読みこめば初心者でもしっかりと理解をしながら学習することが出来ます。 矢印キーでページ送りができるのがCool。 1レッスンにつき数枚のスライドが表示されますので、見終わったらエディタ画面へとGO! エディタ画面 こちらがブラウザ上で動作するエディタ画面。左側が問題文、真ん中がエディタ、右側がプレビュー画面となります。 もう一度スライ
HTML に q という要素がありますね。 Quotation の Q ですか。 <q> について 文書内で引用をしたいとき、 ブロック要素を含むような場合には <blockquote> ですが 一言とか一行とかそれくらいのときには <q> を使うのがいいみたいです。 q 自体がデフォルトでインライン要素だしね。 こんなぐあい。 <q>ここは引用ですよー。</q> 多くのブラウザでは、この <q> で括った部分が ダブルクォーテーションで挟まれて表示されます。 上記の例だとこう。 “ここは引用ですよー。” カギ括弧になってた 「表示されます」って書いたんだけど、 本当は「と思ってました」でした。 こないだふと気づいたら、 日本語のページではこれがこうなってました。 「ここは引用ですよー。」 クォーテーションマークじゃなくてカギ括弧になってる。 知らんかった。いつの間に。 <q> を初めて使
extractCSS - Online CSS Extractor HTMLをベースにCSSファイルのひな形を作ってくれる「extractCSS」 サイトのHTMLをコピーして「Extract!」ボタンを押すと、idやclassを抽出してくれ、すべてのCSSセレクタを書き出してくれるツール ザックリとHTMLを記述し、コピペして生成すればCSS作成の手間が軽減されるかも。 関連エントリ レスポンシブ対応のサイト構造作成用の軽量CSSフレームワーク「Layers CSS」 好みのチェックボックスのデザインが簡単に作れる「CSS Checkbox」 CSS3で実現した多数のホバーエフェクト実装CSS「Hover.css」 生のCSSからスタイルガイド用ドキュメントを自動生成できる「Kalei」 CSSアニメーションでページを紙芝居の様に切り替えるデモ
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