2021年2月13日のブックマーク (12件)

  • 父がひとりで死んでいた|如月サラ

    1月半ばに、独り暮らしだった父(84)が遠く離れた実家の自室で倒れて亡くなっているのが見つかった。死後1週間経っていた。 1週間前から嫌な予感がしていた。朝方目を覚ますと、寝室のドアが大きく開いて廊下の電気がついていたことがあったのだ。大寒の最中、ドアを閉めずに寝ることなどあり得ない。寒い空気がひんやりと寝室に流れ込んでいた。誰が開けたんだろう。この家には私しかいないのに。 その時にもう私の心は父の死を知っていたように思う。 父は名にちなんで自分のモノに「chika」と書いていた。人をそう呼んだことはないけれど、私はSNSでユニークな父のことを書くときに「チカさん」と書いていた。それに従って、ここからは父のことをチカさんと書いていく。 2020年夏、姥捨山に私を捨てて、と母は言ったチカさんが独り暮らしになったのは、2020年夏に母(82)が熱中症で倒れてからだ。母は2020年の年初から、

    父がひとりで死んでいた|如月サラ
    anatadehanai
    anatadehanai 2021/02/13
    客観的には大きな問題のない家族であり亡くなり方だと感じたけれど、それでもいろいろ大変よな。
  • ワクチンはなぜ嫌われるのか?メリットよりもデメリットに注目が集まる心理的要因 | リスクと共により良く生きるための基礎知識

    注意したいのは、この調査は新型コロナ発生前のものです。コロナ禍ではワクチンがかなり前のめりになっている印象をうけますので、現時点でどうなっているかはまた別な話かもしれません。コロナに効くかどうかもわからない段階でBCG接種希望者が続出したのは、これまでのことを考えるとかなり異例のことです。 さて、「なぜワクチンは嫌われるか」という論説はすでにたくさんあるのですが、リスク認知の観点から私も論じてみたいと思います。キーワードは「ジェシカちゃん」と「マンホールのふた」です。 特定できる被害者効果とワクチン問題 1987年にジェシカちゃんという18ヵ月の幼児が幅20cm、地下7mの井戸に落ちて2日後に救助され、このとき70万ドル以上の寄付が集まった、という実話があります。 動画の最後のほうで救いだされます これが「ジェシカちゃん問題」となるわけですが、この美談の一体何が「問題」だったのでしょうか?

    ワクチンはなぜ嫌われるのか?メリットよりもデメリットに注目が集まる心理的要因 | リスクと共により良く生きるための基礎知識
  • HPVワクチンの二の舞にならないためにやっておくべきこと ワクチンの疫学調査に詳しい研究者が物申す

    HPVワクチンの二の舞にならないためにやっておくべきこと ワクチンの疫学調査に詳しい研究者が物申す接種開始前からメディアでは不安を煽る報道が始まっている新型コロナウイルスのワクチン。接種率が激減したHPVワクチンの二の舞にならないために何ができるか、ワクチンの疫学調査に詳しい鈴木貞夫さんに聞きました。 このワクチンはどのように評価できるのか、メディアはワクチンについて何を心がけて報道すべきなのか。 BuzzFeed Japan Medicalは、統計データを扱うのが専門の疫学者、名古屋市立大学公衆衛生学教授の鈴木貞夫さんにインタビューした。 鈴木さんは、副反応騒ぎで長らく接種率が激減しているHPVワクチンの安全性を示した「名古屋スタディ」を行った疫学の専門家でもある。 ワクチンの安全性、有効性をみるデータとは?ーー新型コロナウイルスワクチンでも、有害事象(※)を副反応のように報じているメデ

    HPVワクチンの二の舞にならないためにやっておくべきこと ワクチンの疫学調査に詳しい研究者が物申す
    anatadehanai
    anatadehanai 2021/02/13
    まあしかしHPVも少しずつ潮目が変わってきたから……。接種後に死んだとしても接種が原因とは言えない、接種していない人の死亡率と比べなければわからない、というのは広めていきたいところ。
  • コロナワクチン副反応の4割が深刻な影響、女性は男性の2倍 スイス当局の最新レポート

    コロナワクチンの接種で気になる副反応の実体は? 写真はスイス・チューリヒでの接種の様子。REUTERS/Arnd Wiegmann <いよいよ日でも開始が近づいたコロナワクチン接種。気になる副反応の実態は?> スイスでは、昨年末から新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、現在までに人口の4.8%にあたる約41万3千人が接種した。スイスの治療薬の認可監督機関スイスメディックは、1月22日にワクチン副反応に関する初の報告書を発表し、2月5日、その情報を更新した。現時点での副反応は63件で、そのうち26件が深刻だと判断された。 20件が呼吸困難や血管性浮腫、6件が死亡 副反応63件のうち37件(59%)は頭痛、発熱、悪寒など軽いものだった。26件(41%)は深刻で、20件が呼吸困難、皮膚の腫れ(血管浮腫)や皮膚炎(アレルギー反応)、インフルエンザの症状などで、6件が死亡だった。死亡者は85歳

    コロナワクチン副反応の4割が深刻な影響、女性は男性の2倍 スイス当局の最新レポート
    anatadehanai
    anatadehanai 2021/02/13
    "死亡者は85歳から92歳で、みな持病(現病歴)があり、ワクチン接種が死因だったという具体的な証拠はなかった"
  • 中国リベラル知識人の「親トランプ化」とその後遺症 | ふらっと東アジア | 米村耕一 | 毎日新聞「政治プレミア」

    退任前の最後の演説に臨むドナルド・トランプ前米大統領=米ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地で2021年1月20日、AP共同 米国のトランプ前大統領の支持者のことを中国のインターネット用語で「川粉(チュアンフェン)」という。トランプ氏を意味する川普(チュアンプ)とファンを意味する粉絲(フェンス)を合体させた造語だ。 昨年11月の米大統領選前後、日でもトランプ支持者の存在が話題になったが、中国でも、中国共産党に批判的で、人権や自由、民主主義といった普遍的価値を重視するリベラルな大学教授や社会活動家などがこぞって「川粉」となる現象が起きていた。 「トランプ氏を批判する者はチンピラ」 後述する米エール大学の林垚(リン・ヤオ)博士の論文に登場する例を紹介する。労働者の人権や言論の自由などで積極的に発言する清華大学の社会学者、郭于華氏は、2018年6月にツイッター上で「西側(諸国)の左派も、中国

    中国リベラル知識人の「親トランプ化」とその後遺症 | ふらっと東アジア | 米村耕一 | 毎日新聞「政治プレミア」
    anatadehanai
    anatadehanai 2021/02/13
    この記事とは少しずれるが、中国のような検閲とポリティカルコレクトネスを同じようなものと見て反発する回路はあってもおかしくない。実際は方向性が違うのだが。そこはリベラルが丁寧に解きほぐすべきところ。
  • 「結婚した人間」の称号が欲しかった

    ・アラサー独身女 ・一人暮らし ・激務だが年収は高め ・おそらくアセクシャル ・交際歴半年 性交渉は未 ・家事能力は低め ・交際相手と結婚後の生活の話になり、高い水準の家事(自分比)を要求され、その要求には応えられないと感じ、結婚を断念 アラサーだが、恋愛感情を抱いたことがない。 小学生の頃、周囲が好きな男子の話で盛り上がってるとき、女子の恋バナに混ざりたくて学校の友達に習い事の男の子が、習い事の友達には学校の男の子が好きだという嘘をついていた。 成長するにつれ、彼氏ができた、デートをした、キスをした、セックスをしたという話を聞くたびに「よかったね」とは思うが自分がやりたいとは思わなかったし、異性に対してそういう欲求を抱いたこともなかった。何度か異性と交際したが、粘膜接触は不快だったし、友達と遊んでる方が楽しかったため長続きしなかった。レズビアンなのかもしれない、と色々調べた。同性の友達

    「結婚した人間」の称号が欲しかった
    anatadehanai
    anatadehanai 2021/02/13
    職場環境が悪すぎる。それはそうと、称号がほしいだけなら架空の夫を作ったらいいのでは。遠方に転勤で同居できないとか言って。意外とそういうことしてる人いそう。
  • 在日ウイグル人をスパイ勧誘する中国情報機関の「手口」

    <「収容所」で少数民族の大量拘束が続く新疆ウイグル自治区。中国の情報機関は現地の親族を人質に取って、日のウイグル人たちに「スパイになれ」とささやいている> 今から5年前、トルコ・イスタンブールにあるビジネスホテルの一室で筆者は1人のウイグル人と対面していた。 30代の小柄で温厚そうな男性、カーディルは日語を流ちょうに操る。故郷の中国・新疆ウイグル自治区で日人相手の観光ガイド時代に覚えたという。中国からトルコに亡命するまでの波乱万丈の人生についてひとしきり語ると、彼は意を決したように自分の携帯電話を見せてきた。そこに残された一通の中国語のショートメッセージには、ある日人の名前があった。日のウイグル問題専門家である水谷尚子(現・明治大学准教授)だ。 「この人との会話をすべて記録し、報告せよと上から指示されていた」。彼は日をターゲットにした中国政府のスパイだったというのだ。 新疆ウイ

    在日ウイグル人をスパイ勧誘する中国情報機関の「手口」
    anatadehanai
    anatadehanai 2021/02/13
    "カーディルは当初、東京出張中に日本に亡命することを考えた。その過程で日本政府がほとんど政治難民を受け付けないことを知り"
  • 中国は五輪憲章違反? コロナだけではない北京冬季五輪の課題 | 毎日新聞

    2月4日で開幕まで1年になる北京冬季五輪は新型コロナウイルス対策に加え、人権問題が波紋を呼んでいる。中国政府による新疆ウイグル自治区の少数民族ウイグル族への弾圧だ。差別を禁じる国際オリンピック委員会(IOC)の五輪憲章違反との批判もある。ウイグル問題に詳しい水谷尚子・明治大准教授(中国近現代史)は問題の根深さを指摘する。【小林悠太】 エリパン・へズムジャンというウイグル人のサッカー選手を知っているだろうか。彼は中国スーパーリーグの江蘇省のチームに所属していたが、19歳だった2018年2月ごろに消息不明となり、新疆ウイグル自治区内の強制収容所に送られたという証言がある。試合に出場するため、直前にスペインなど海外に行ったことが理由とみられる。スポーツ選手にとって、特に若い時期の1年は貴重だ。今後解放されても人生を狂わされた事実は変わらない。 ウイグル族への人権侵害 「教育」と称して強制収容所へ

    中国は五輪憲章違反? コロナだけではない北京冬季五輪の課題 | 毎日新聞
  • 日本で「ウイグル問題を報じづらい」3つの深刻な理由 | 文春オンライン

    ますます厳しくなるウイグル人への締め付け トルコ系のウイグル人が多く住む新疆は、チベット・内モンゴルなどと並び、20世紀なかば以降にやっと中国政府による直接支配が確立した地域なので、少数民族の間では独立や自治獲得を望む意向が強い。 だが、中国では1989年の六四天安門事件後、国家の引き締めのために漢民族中心主義的なナショナリズムが強化され、また経済自由化のなかで辺境地帯の資源・都市開発や漢民族による移民が進んだ。結果、2010年前後からは追い詰められた少数民族による大規模な騒乱が増えた。 少数民族のなかでも、イスラム教を信仰するウイグル人は、中国共産党にとっては「党以外の存在」に忠誠を誓っているように見える。彼らは人種や文化習慣の面でも漢民族との隔たりが大きく、中央アジアや中東との結びつきも強いことから、他の少数民族以上に強い警戒を持たれている。 結果、近年のウイグル人への締め付けはいっそ

    日本で「ウイグル問題を報じづらい」3つの深刻な理由 | 文春オンライン
  • 犬ぞりは誤り、観光業が作った間違いだらけの北欧サーミ文化

    フィンランドのラップランド地方にあるレヴィで、トナカイが引くそりに乗る観光客。ここはフィンランドに住む約1万人のサーミの先祖伝来の地だ。(PHOTOGRAPH BY PARKERPHOTOGRAPHY, ALAMY STOCK PHOTO) ヨーロッパの極北地方は「サプミ(Sápmi、「サーミ人の土地」の意)」として知られ、約10万人の先住民サーミが暮らしている。冬にこの地方を訪れると、オーロラ観光からクロスカントリースキー、犬ぞり体験に至るまで、数々のアクティビティが迎えてくれるが、なかでも近年、シンボルになっているのが犬ぞりだ。 「アニマル・ツーリズム・フィンランド」の2018年の報告によると、フィンランドのラップランド地方だけでも4000匹のハスキー犬が観光イベントに使用されている。問題は、「犬ぞりは他の文化からの借り物で、1980年代にラップランド観光に持ち込まれた」ことだと、フィ

    犬ぞりは誤り、観光業が作った間違いだらけの北欧サーミ文化
  • 細野豪志 on Twitter: "友人から勧められて斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』を読んだ。資本主義の限界を説き、マルクスの思想にヒントがあると説く。若い世代に共産主義に対するアレルギーはない。日本の政治も同様。私はそのことに危機感を持つ。"

    友人から勧められて斎藤幸平氏の『人新世の「資論」』を読んだ。資主義の限界を説き、マルクスの思想にヒントがあると説く。若い世代に共産主義に対するアレルギーはない。日政治も同様。私はそのことに危機感を持つ。

    細野豪志 on Twitter: "友人から勧められて斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』を読んだ。資本主義の限界を説き、マルクスの思想にヒントがあると説く。若い世代に共産主義に対するアレルギーはない。日本の政治も同様。私はそのことに危機感を持つ。"
    anatadehanai
    anatadehanai 2021/02/13
    たいして若くもないが上の世代の異様な「共産主義アレルギー」に唖然としたことが多々あるので、それが薄れてきてるならいいことですね。(実際はそんなに変わってないようにも思うけど。)
  • 新疆ウイグル自治区に関する問題に触れられない。真の勇気を持っていなかった。

    どこにもかけないのでここにかく。 新疆ウイグル自治区に関する問題に触れられない。 なんで新疆ウイグル自治区に関する問題に触れられないのかって、それは実際の不利益があるからだ。 森の発言なんかはバッシングしても全然キャリアに響かない。 しかし、新疆ウイグル自治区に関する問題に触れられない。 左派界の同調圧力に引っかかるし、なによりが出版されなくなるし、中国の問題に口出しすること自体がリスクだ。 自分はナチを許せないと思っているし、過去の日は糞だと思っている。 つまり、ネトウヨサイドの人間ではない。左に属する人間である。だから、新疆ウイグル自治区の同化政策は、非難せねばならないと思っている。 しかし怖くてできない状況になってしまった。 匿名ダイアリーに書くしかできない。 中国に睨まれるということ自体がもうすでにリスクになっているのだ。 報道、学者、創作、全て中国を批判すること自体がリスクだ

    新疆ウイグル自治区に関する問題に触れられない。真の勇気を持っていなかった。
    anatadehanai
    anatadehanai 2021/02/13
    まあわかるけど、ちょっと過剰に萎縮しているような。名前を出して発言する以外の行動の仕方もある。たとえばアムネスティの活動を支援するとか、在日ウイグル人含む外国人の待遇改善を日本政府に訴えるとか。