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ブックマーク / note.com/hatanohiroshi (3)

  • 死ぬかもしれないから、言っておきたいこと。|幡野広志

    ガン患者になってちょうど一年がたつ。 この一年はまさに激動だった、充実していたともいえるのであっという間に過ぎたようにも感じた。このペースで進んだらあっというまに人生が終わってしまいそうだ。 去年とおなじように今年も病院でクリスマスと年末年始も過ごすことになった、じつは肺炎で入院している。肺炎ってはじめてなったけどけっこうヤバい。 いつもの仮病とは明らかにちがう様子にが異変を感じ、大学病院まで連れてきてくれた。検査をするとCRPというよくわからない数値が49(4.9じゃないよ49)というハイスコアを出していた。 さきにいっておくけど肺炎球菌って日中のどこにでもある菌だから、ネパールがどうとか関係ないからね。ネパールは感染性胃腸炎、つまり下痢と嘔吐の方が怖い。菌が恐ければ滅菌室に引きこもっていればいいのだけど、人生なかなかそうもいかない。 帰宅まぎわの担当医がきてくれて、このまま死ぬ可能

    死ぬかもしれないから、言っておきたいこと。|幡野広志
  • 溺れる人に藁をつかませる人。|幡野広志

    取材を受けていたNHKクローズアップ現代が6月5日に放送された。 代替医療から勧誘を受けているガン患者として、ほんの少しだけ紹介されている。 驚くほど多くのガン治療の代替医療があることを、ガン患者になって知った。 代替医療というのは治療効果の薄い、もしくは認められていない、乱暴に言えばインチキ医療のことだ。 医師が開業するクリニックで行われるなんちゃら免疫療法やら、怪しい健康品、マッサージまで幅広い。 僕の中で印象深いインチキ医療の勧誘は、赤ちゃんプレイ療法とバイアグラ療法だ。これマジだぜ。別々に勧誘されたけど、並行して治療したら絶対ヤバイよね。 もちろん治療効果が認められないから健康保険は適用されないので高額だ。 藁をもすがるガン患者や家族からお金を毟りとり、後悔を与える卑劣な行為だと僕は思う。 後悔って書いてるけど、赤ちゃんプレイもバイアグラもやってないからね。 ここまで読んだ人の大

    溺れる人に藁をつかませる人。|幡野広志
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    and_hyphen 2018/06/05
    医者って往々にしてコミュニケーション力が微妙じゃないか、と思うことがある。こっちもコミュ障なもので意思の疎通の難しさを感じる。でも一生懸命なひとはわかる。たまにいる横柄な医者は本当に駄目。
  • その立場にならないと人は理解ができない。|幡野広志

    毎日多くの人からメッセージを頂戴する。 すべてに目を通しているけど、すべてに返信できるわけではないので、返信がないからといって怒らないで欲しい。 宗教や健康品の勧誘メッセージを読むたび、あなたがガンになったらやりなさいよとうんざりしながらも、こういう人と結婚しなくて当によかったと幸せを噛み締めながら次のメッセージに進む。 健康品や特定の治療法を勧める人はこれを読んでから勧めてくれ。 大量に溜まるFacebookの友達申請も基的に承認していません、お会いした方だけに限っています。すべて公開記事なのでフォローでお願いします。 毎日だいたい平均して40通、多いときは100通を超えるメッセージで一番多いのが悩み相談だ。 進路や就職、家族や友人など対人関係に悩んだり、心の不安や生き方から恋愛相談までくる。「死にたい。」というメッセージが暖かくなるにつれて増えてきた。 頑張って考えて答えている

    その立場にならないと人は理解ができない。|幡野広志
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