キングソフトは10月7日、Microsoft Office互換ソフトの最新バージョン「KINGSOFT Office 2012 Standard」、およびAndroid端末向けの「KINGSOFT Office for Android(Version 2.0)」を発表、同日より販売を開始した。前者の価格はダウンロード版/USB起動版ともに4980円。後者が2980円。 製品発表会では、キングソフト代表取締役社長の翁永飆(おうえいひょう)氏が登壇し、KINGSOFT Officeの歴史と今後目指すべき方向性について説明した。Microsoft Officeとの互換性を持つKINGSOFT Office(2007)が登場したのは2007年2月。同ソフトは、低価格と高い互換性をキーワードに「マイクロソフト以外の選択肢」(翁氏)をユーザーに提示し、Office互換ソフトとしての地位を築いてきた。実