文部科学省は1日、大学の研究力を高めるために政府が創設した10兆円規模の大学ファンドで初の支援対象候補に東北大を選んだと発表した。巨額支援をもとに成長分野である半導体や材料科学、バイオ分野などを伸ばし、スタートアップを8倍の1500社に増やす計画が評価された。世界最高水準の研究大学をつくる構想が本格的に動き出す。大学ファンドは文部科学省が「国際卓越研究大学」に選んだ数校をファンドの運用益で支援
文部科学省は1日、大学の研究力を高めるために政府が創設した10兆円規模の大学ファンドで初の支援対象候補に東北大を選んだと発表した。巨額支援をもとに成長分野である半導体や材料科学、バイオ分野などを伸ばし、スタートアップを8倍の1500社に増やす計画が評価された。世界最高水準の研究大学をつくる構想が本格的に動き出す。大学ファンドは文部科学省が「国際卓越研究大学」に選んだ数校をファンドの運用益で支援
不当な「諸費用」「整備費用」「強制オプション」を禁止 自動車公正取引協議会(自動車公取協)は2023年10月1日に自動車公正競争規約・施行規則を改正します。 これにより、中古車の価格表示がこれまでの本体価格に代わって「支払総額」を明記しなければならないように定められます。 現在、ユーザー向けの中古車雑誌・サイトなどの広告上や店頭においての価格表示は、整備費用や延長保証など有償の保証プラン、コーティングなどのオプションサービスなどを含めない車両本体価格の表示が一般的です。 しかし、自動車公取協によるとユーザーから「商談において、整備の実施や有償保証への加入、『納車準備費用』など用途不明な費用を不適切に請求されたというトラブルが寄せられた」といいます。 実際に、自動車公取協が行った調査では、中古車サイト上で「保証なし・整備なし」と表示しているものの、見積もり書には保証費用や整備費用、納車準備費
Published 2023/05/07 21:28 (JST) Updated 2023/05/07 21:46 (JST) 山形県鶴岡市の庄内交通が、市中心部を巡回する路線バスの増便に踏み切り、乗客数を大幅に増加させた。地域の人口減で利用者数が頭打ちとなる中、バスを小型化して利便性を向上させる「逆転の発想」で、新たな需要の掘り起こしにつなげた。交通政策の専門家も「非常に良いモデルケース。全国で参考になりそうだ」と評価する。 市中心部の路線バスは定員約25人で1日12便運行していたが、2022年10月から定員12人のワゴン車に変更。便数は1日48便と一気に4倍に増やした。医療機関やスーパーマーケットの近くを通るようルートを再設定したほか、車両の小型化を生かして細い道までルートに追加した。 庄内交通によると、22年10月~23年3月の乗客数は約2万9千人で、前年同期に比べ3倍以上に増えた。
江ノ島電鉄とクレジットカード会社など計6社は、江ノ島電鉄全駅でタッチ決済による乗車を4月以降に開始すると発表した。タッチ決済対応のカード・スマートフォン等による鉄道への乗車を首都圏で初めて実施するという。 江ノ島電鉄の全駅でタッチ決済が導入される 無人駅を含む全駅が対象に タッチ決済は、対応しているカード(クレジット・デビット・プリペイド)やスマートフォンを端末にタッチすることで決済できるサービス。チャージ不要で、世界600以上の公共交通機関で導入されている。従来の手段に加え、外国人旅行者が使い慣れたタッチ決済を導入することにより、きっぷ購入のストレス解消や券売機・駅窓口の混雑緩和を図る。 カードは「Visa」「JCB」「American Express」「Diners Club」「Discover」の各ブランドに対応する予定。「銀聯」「Mastercard」についても順次対応するとしてい
【読売新聞】 日本人女性史上2人目の宇宙飛行士で、2010年に国際宇宙ステーション(ISS)での短期滞在も経験した山崎直子さん(52)。そもそも、なぜ宇宙に関心を持ち、どんな中高生時代を過ごしたのだろう。(読売中高生新聞編集室) 「
パナソニックは17日、一人暮らしを想定した小型の食器洗い乾燥機「SOLOTA」(ソロタ)を発表した。2月中旬に発売する。直販価格は3万7620円。月額1290円のサブスクリプションサービスもある。 パナソニックは1月17日、一人暮らしを想定した小型の食器洗い乾燥機「SOLOTA」(ソロタ)を発表した。2月中旬に発売する。直販サイト「Panasonic Store Plus」での価格は3万7620円。月額1290円のサブスクリプションサービスの受付は17日から始める。 最大6点の食器を一度に洗浄できる食器洗い乾燥機。高温高圧の水流で食器を洗うと同時に除菌し、洗浄後は送風で乾燥させる。使用する水量は約2.5L。そのまま食器を保管できるという。 設置面積は310(幅)×225(奥行き)mmの「ほぼA4ファイルサイズ」。ディンクス向けに展開している「プチ食洗」(NP-TCR4)の約半分という。 設
特筆すべきは長引くコロナ禍でコンビニ各社が軒並み売上を減らす中、セコマだけが20年6月以降、22年8月に至るまで前年同月比を上回る業績を挙げている点だ。なぜセコマだけが強いのか。 必要なものがちゃんと揃っている店 「コロナだから、と何か特別なことをやっているわけじゃないんです」と語るのは、セコマの丸谷智保会長だ。 「我々はずっと『売上を上げるためにどうするか』ではなくて、『お客さんに必要とされるためにはどうするか』を考えてきました。コロナ禍であれば、なるべくひとつの店で買い物を済ませたいだろう。お弁当や牛乳だけでなく、できれば醤油とかバターも買いたいはずです。 ですからそういう生活に密着した商品を棚から切らさないように、お客さんが必要なものがちゃんと揃っている店であることを徹底してきました。結果、コロナ前よりお客さま一人当たりの購入点数が増え、客単価も上がりました」 客がコンビニに求めるも
兵庫を含む瀬戸内海沿岸6県を自転車で巡る「セトイチ」実現に向け、淡路島と徳島県を結ぶ大鳴門橋(全長1629メートル)への自転車道整備を検討していた兵庫県が、2023年度にも事業着手する方針を固めたことが分かった。徳島県との合同事業として計58億円を投じ、28年度の開通を目指す。国内屈指となる総延長約500キロのサイクリングルートとなり、自転車を通じた大交流圏の形成が期待される。 ■人気の「アワイチ」、四国側から行き来できず 淡路島を一周する「アワイチ」(約150キロ)は、自然豊かで変化に富んだコースとしてサイクリストの人気を集め、新型コロナウイルス禍の前には年間2万人が楽しんでいた。課題はアクセスで、本州側からは明石港(兵庫県明石市)と岩屋港(同県淡路市)を結ぶ高速船に自転車を載せて移動できるが、四国側との行き来はできない。 一方、広島県と愛媛県を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」には既存のサイク
北海道には「奇跡のコンビニ」として知られる「セイコーマート初山別店」(北海道初山別村)がある。初山別村は人口1075人という小さな村だ。村の万屋(よろずや)的存在であった商店が閉店してから日々の買い物が困難になり、村長が自らセコマに直談判。「赤字覚悟」でなんとか開業に至った。 そんなセイコーマート初山別店は、開業から8年を迎えた今、なんと黒字経営を続けているという。セコマの丸谷会長に、開業してから見えてきた店の面白い使われ方と、黒字化できた要因について聞いた。 【お詫びと訂正:2022年12月28日午後1時00分 初出時「村唯一の商店」としていましたが、正しくは「村の中心部にあった唯一の商店」でした。お詫びして訂正いたします。】 <関連記事:「戦略がないのが戦略」 セコマ会長が語る、買い物難民を救った「初山別店」開業の背景>
光を当ててがん細胞を破壊する「光免疫療法」を実施できる病院が、来年春までに全国で103施設となる見込みになったと、医薬品や機器の開発販売を手がける楽天メディカル(東京都)が発表した。2年前、世界に先駆けて日本で実用化された時は約20施設だったが、約5倍に拡大した。兵庫県内ではすでに実施している3施設を含め、計6施設に増える見込みだ。 光免疫療法は2020年11月、鼻、口、喉などの頭頸部がんが保険適用になった。再発のがんで、手術や放射線といった治療が効かない患者が対象となる。 県内では21年4月から取り組む神戸大病院(神戸市)に加え、今秋、神戸市立医療センター中央市民病院と県立がんセンター(明石市)で実施された。さらに姫路赤十字病院(姫路市)、兵庫医科大病院(西宮市)が新たに体制を整え、県立尼崎総合医療センター(尼崎市)も来年春までの導入を目指している。 県立がんセンターでは11月下旬、70
楽天モバイルの「1日当たりの容量制限」が“こっそりと”撤廃された? 試してみよう:5分で知るモバイル通信活用術(1/3 ページ) 楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」は、自社ネットワークでの通信容量を無制限としていることが特徴です。しかし、実際は1日に10GB以上通信すると、日付が変わるまで通信速度を制限する運用がなされてきました。 しかし2022年10月、SNSなどで「1日に10GB以上の通信をしても速度が落ちなくなった」という旨の報告が相次ぎました。このことが“本当”なら、筆者が追い求める「固定回線代わりに使えるモバイル回線」としての理想型に大きく近づいたということになります。 本当の所はどうなのか――今回の「5分で知るモバイル通信活用術」では、従来の速度制限について振り返りつつ、この情報が“本当”なのかどうか、検証していきます。
スナック菓子「まずい棒」を販売している千葉県銚子市のローカル鉄道、銚子電鉄は21日、「きまずい棒 あしたば青汁味」を健康食品会社のマイケア(東京)とのコラボ企画として開発し、23日から限定3000袋を販売すると発表しま ・・・ 【残り 977文字】
2030年の冬季五輪・パラリンピックの招致を目指す札幌市が、撤退する可能性も示唆した。20日、都内で秋元克広市長(66)と日本オリンピック委員会(JOC)の籾井圭子常務理事が、招致に関する今後について会見した。 東京五輪に関する汚職事件を受け、秋元市長は「前の意向調査は市民、道民だけだったが、全国もしなくてはいけない」と国民に対して開催の民意を問いたいとした。「招致活動を断念したわけではない」と言うが、結果によっては、招致撤退をもにおわせる「民意を尊重する」という言葉を、何度も繰り返した。 広告最大手電通出身の東京五輪組織委員会元理事を中心とした、東京五輪の汚職事件が8月以降次々と明るみとなり、芋づる式に逮捕者が出た。6日、国際オリンピック委員会(IOC)は30年冬季五輪の開催地決定を、当初予定していた来年9~10月から無期限で延期することを決定した。 それを受けてこの日、札幌市とJOCは
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は18日(日本時間19日)、同国のルサイル競技場で決勝があり、アルゼンチンがフランスを3―3からのPK戦(4―2)の末に降して36年ぶり3回目の優勝を決めた。 金色に輝くトロフィーを受け取ると、キスをし、そっと抱きしめた。「夢をかなえるラストチャンス」と位置づけた5度目のW杯に35歳で挑み、アルゼンチンのメッシは、ついに悲願の頂点に立った。 大一番で全3得点に絡んだ。前半23分に先制のPKを決め、13分後には絶妙なスルーパスを通して追加点の起点に。延長後半には仲間とのパス交換からゴール前に突進し、こぼれ球を利き足ではない右足で押し込んだ。高い技術に広い視野、独創的なアイデア、圧倒的な決定力。全てが際立っていた。
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