このブログに書くための「問い」の下書き用のメモ帳があります。 表紙に「といメモ」と書いておくと「ときメモ」みたいで恥ずかしいので、表紙に何と書くべきかを教えてちょんまげ。
大抵のブログには反応がほとんどない。幸いなことに私の書いている幾つかのブログは、コメント欄で罵り合いの大喧嘩になりましたとか、毎日必ず嫌味なことを書かれてしまいますといったトラブルは無いものの、褒められるとかバズるといったことも少ない。 たまには反応もあるのだが、普通の読者にはそれが認識されない(ほとんどできない)ケースが多いのではないかと思うので、珍しい例を含めつつ幾つか紹介してみたい。 まずは三木清の「人生論ノート」に関する記事。 akiu.hatenablog.jp これは私の書いた記事がきっかけで「人生論ノート」を知ったというもの。 hint.hateblo.jp 私の場合、誰かに何かを薦めても歓迎されたことが少ないので、こういう反応があるとやはり嬉しい。 もう一つは、今年から始めた「問い」というブログに関する反応である。 questions.hateblo.jp このブログは「新
小説では筒井康隆の「残像に口紅を」がまさに引き算小説とでもいうべき実験作で、話が進むにつれて作中で使用可能な音が減ってゆく。 残像に口紅を (中公文庫) 作者: 筒井康隆 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1995/04 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 48回 この商品を含むブログ (87件) を見る この小説の方法や内容は様々な形で後の世代の作家に受け継がれており、物体が消失する「密やかな結晶」や、ごく最近でも円城塔の「Φ(ファイ)」は同じ系列に属するもののようだ(後者は未読)。 密やかな結晶 (講談社文庫) 作者: 小川洋子,井坂洋子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1999/08/10 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 79回 この商品を含むブログ (107件) を見る NOVA+ バベル: 書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫) 作者: 宮
残った300人の鈴木さん達は、戻らない700人の鈴木さん達を待つことにも飽きてきた。 「仕方がない。残ったカテゴリーへと進むしかないな」 残されたカテゴリーは、 【テクノロジー】【おもしろ】【エンタメ】【アニメとゲーム】【動画】【画像】【ランキング】【おすすめ】 であった。 鈴木さんH「実は以前、『何を書いても【テクノロジー】に分類されて困る』と嘆いている有名ブロガーがいたような気がする。ここに書評があっても不思議ではないぞ」 鈴木さんI「それなら、面白い書評が【おもしろ】に分類される可能性だってある筈だ。俺の知り合いはブログに写真の感想文を書くと【おもしろ】に入るとか言ってたし」 鈴木さんJ「もうどうでもいいや、俺、馬鹿だから【エンタメ】に突撃!」 鈴木さんK「まあ、冷静に考えてみろよ。さすがに【アニメとゲーム】【動画】【画像】は無いだろうけど、【ランキング】の上から順番に見ていけば、ビ
前々から不思議に思っていたのだが、はてなブックマークのカテゴリーは不便で使いづらく、明らかにおかしな点がいくつもある。 「はてなブックマークヘルプ」には次のように書いてある。 カテゴリを使いこなそう 追加されたエントリーは自動でカテゴリ分けされます。はてなブックマークトップページにはカテゴリごとのメニューが設置されているので、そこから各カテゴリごとの人気・新着エントリーを読むことができます。あなたの興味のあるジャンルに絞ってみれば、効率よく情報収集できるでしょう。 しかし例えば、興味のあるジャンルが、 「ビジネス書の書評・紹介」 だという鈴木さん(仮名)が1000人いた場合、「効率よく情報を収集できる」かどうか、甚だ疑問である。 今、1000人の小さな鈴木さんが、はてなブックマークのトップページにいるとしよう。 彼らの目には、カテゴリーという名前の標識が見えている。 【ヘッドライン】【ガー
今週のお題「書くこと」 かれこれ十年以上もブログを書いているので、そうなると十年前の9月に何を書いて、何を考えていたのかがはっきり残っていて今でも読める。 たとえば、2004-09-14 には、はてなブログではなく、はてなダイアリーで以下のようなことを書いている。 ・昨日YMCKのことを書いたばかりだが、今日本屋で立ち読みしていたところ、またしてもピコピコしたポップスが流れてきた。しかも妙にツボを刺激する節回し・・・なんかカプセルみたいだな~と思って調べてみたら、やっぱり中田ヤスタカだった。 http://www.amuse.co.jp/perfume/index.html 何と、十年後の今では誰もが知るPerfumeのことではないか。 その時に聴いた曲は、2004年9月8日発売の「ビタミンドロップ」である。 ビタミンドロップ アーティスト: Perfume 出版社/メーカー: Bee-h
このところ他の人のブログでネガコメ対処法をよく目にするので、ちょっと自分も考えを書いておきたい。 ネガコメにも色々な種類があって、 「傾聴すべき辛口のご意見・ご感想」 もある筈なのだが、その辺りはちょっと抜きにして「ブログの書き手を不快にさせるコメント」にどう対応するべきかという点に絞って書いてみたい。 まず「反論しない」という点だけは、いくら強調してもし過ぎることはないと思う。 これまでネットで様々な議論や論争や中傷合戦を見てきたが、現実世界の会話では、会話以前に多くの情報(表情や服装や体型や所属や年齢その他)が入ってくるのに対して、あなたや私のブログに頓珍漢なネガコメを投下してくる人間は、ほぼ全ての情報が不詳で、プロフィールを調べても一切が白紙だったりするのである。 いわば「ネガコメ専門家」とでも称すべき特権階級のご出身であることが判明するだけなので、とても凡人の手には負えない。逆にプ
今週のお題「私のかばん」 「私のかばん」……。 それは、この「何かのヒント」というブログなのです! と書くと、何となく自分がいい人になって、いかにも「今、いいこと言いました!」みたいな空気を醸成できる。 しかし実際のところ、このブログは思いついたアイディアをドカスカ入れて、続けられるシリーズは末永く続けて、続かないシリーズはビシビシ打ち切っていこうと考えているので、「私のかばん」という喩えはそう的外れでもない。 つい先ほども「内容にほとんど触れない漫画評」というアイディアが浮かんだばかりなので、そのうちやってみたい。 他にも、 ・映画短評集成 ・「日本の◎◎◎◎」再訪 ・保険というモヤモヤした霧のようなもの など、近々始めたい企画がいくつかある。 行く行くは、曜日別にこれらのシリーズを振り分けて、月曜はこれ、火曜はこれ、という風にがっちりとスケジュールを組むのもいいように思う。 そうすると
今回は「濁点・半濁点なし文」を書く場合の効用について、思うところをつらつらと書いてみたい。 「濁点・半濁点なし文」には、優越感から生まれる可笑しさが豊富に含まれているため、それを目にしてすぐに、ちょっと自分でも書いてみたくなるような誘発性がある。 たとえば小学四年生の国語の授業で、 「教科書に載っている短い詩を読んで、心に浮かんだことを自由に書いてみよう」 という課題を与えた場合、一文字も書けずに困る子が多く出るだろう。 では同じクラスで、 「濁点と半濁点をなくすと、このような文章になるよ」 という例を二つ三つほど見せた場合はどうか。 例1:バーバパパがスーパーに行って、やきそばパンを買いました →ハーハハハかスーハーに行って、やきそはハンを買いました 例2:すぐに食べて「まずい」と叫んだそうです →すくに食へて「ますい」と叫んたそうてす おそらく、即座にルールを理解できるだろう。 そして
ま:負け:文章の力で「負けた」と感じる相手に、文章の力で「勝った!」と感じられる機会は来ない。文章力に逆転ホームランめいた勝利はないし、誰かが勝ち負けを教えてもくれない。 み:短い:短い文章を多く正確に書いた方が、長い文章を書く訓練になる。 む:無:小津安二郎の墓石にはただ一文字だけ「無」と刻まれている。だから、ブログを休んだりやめたりする理由は長々と書かずに「無」とでも書いておけばよい。 め:名文:名文を大量に読んだからといって、名文家にはなれない。名文を全く読まないでいると、普通の文章家にもなれない。ブログばかり読んでいると、平均的ブロガー以下の文章力に必ずなる。 も:モチベーション:モチベーションなど無くても、とにかく書かずにいられないという種類の人々もいる。……ということを知ってからモチベーションについて語っても遅くはない。 や:野次馬:「友人」「読者」「理解者」「味方」「仲間」の
さ:騒ぐ:騒いだからといって、誰もブックマークしてはくれない。騒いだからといって、誰も反論などしてこない。同様に、いくら「ポチッとお願いします!」と騒がれても「にほんブログ村」のバナーをクリックしたくはならない。 し:死:「死んでもブログだけは残る」という実例をたまに見つけてしまう。 す:隙:「すべからく」の誤用をよく見かけるが、隙を見せた方がかえって親しまれ、好まれ、喜ばれ、ブックマークされる。 せ:センチメンタル:センチメンタルな気分に浸りきってブログを書いてしまうと、①後で恥ずかしい思いをする ②共感したり慰めたりしてくれる人が現れる ③罵倒される これらのうち最も用心すべきは泥沼的な②である。嫌味の一つも言われて、③によって目を覚ました方が将来のためになる。 そ:ソルト:ソルトとは塩のことである。砂糖をまぶしたような、甘ったるい感じに文章を仕上げるのは簡単だが、塩を上手く使った料理
整ったブログ論を書いたり、長文にまとめたりするのは苦手なので、五十音順のサブテーマごとに、自分宛(兼他人宛)のメモを書いてみた。 ブログを書くためのヒントや考え方、工夫、経験から得た教訓など。 あ:商人:商人(あきんど)のように書く、アイドルのように書く、赤ん坊のように書く、安土桃山時代のつもりで書く、明日になっているつもりで書くなど、気分を変えて書く。 い:井戸:井戸を掘るように根気よくやること。 う:運動:運動すると、書きにくいと思っていたテーマの内容、構成、アプローチのアイディアが一気に出てくることがある。テレビや読書がヒントになったことは、自分の経験では一度もない。 え:縁:多少なりとも「読者」らしい人がいてくれる場合、それは地球全体の数十億人の中でたまたま縁のあった人物だと思った方がよい。たとえ的外れの批判をされたとしても、縁のある酔っ払いだと思えばよい。 お:大人:つい、大人と
アクセス数が一向に伸びず悩んでいる鈴木です。 2014年3月1日にはてブ初の二桁(つまり10個程度)を記録し、おお!!と喜んでいたのもつかの間、翌日はいきなり約1/10(いつもとほぼ変わらず)まで落ちて、その後はゆるやかに落ち続けている当ブログ。 そろそろ真剣にアクセスアップを考えてみたいと思った次第です。 そこでアクセスアップをするために準備を考えます。 1.KGIとKSF、KPIを明確にする KGI=Key Goal Indicator 重要目標達成指標 KSF=Key Success Factor 重要成功要因・主要成功要因 KPI=Key Performance Indicator 重要業績評価指標 何であろうと、この3つが準備されていなければ何をして良いのか解りません。 ここで、KGIをまず決めたいと思います。 KGI=年内に1日平均3,300PV。月間10万PVをKGIとする
昨日見たエントリーで気になったものがありましたので、書いてみたいと思います。 劇的な出会いで人生は変わる【オール1の落ちこぼれ→教師/ギャル→書道家】 - 書道家yoooenさんの奮闘記 エントリーの内容そのものは、非常に共感の持てる素晴らしい内容でした。このブログで書道の奥深さや、ブログでよく見るイラストや写真、動画以外にも「書(書道)」というものでブログの内容を表すという事も知りました。お薦めのブログです。 なお、最近は他のブログを褒めるという事をこちらのブログで覚えました(笑) 砂 - 顔のない美女図鑑 よく「ブログに書くことがない」という悩みを見かけるのだが、そういう時は、 「他のブログを褒める」 というのがベストの対処法ではないだろうか。 うん、これは良いかもしれない。 いや、実際に共に良いブログですよ。 話を書道家yoooenさんのエントリーに戻して 気になったのは、ブログの内
今日からリビングのエアコン解禁となって嬉しい鈴木です。 結婚して困っている事は1つだけあって、自分はエアコン大好き人間。嫁はエアコンが少し苦手人間。女性の方にエアコン苦手な方は多いですよね。 これの何か良い解決方法ないですかね? さて本題です。自分がブログを書いていて、ネタに詰まった時に行っている事を紹介したいと思います。 基本的に、ネタのストックはあるのですが、そのストックの中で、これは今日書きたくないとか、これを書くとすると2~3時間はかかるから今日はやめておきたい・・と思う事があったりして、そうするとネタに詰まる事があります。 また、ネタを考えている時でも思い浮かばない時は結構ありますよね。 そんな時に取っている行動です。 1.いろんな人のブログを見る これは一番行っていますね。人のブログを真似るという訳ではなく、このネタなら自分はこう書きたいな~と思って書いてみたり。 人のブログに
今週のお題「花火2014」 花火大会って聞くと、急にダークサイドに落ちるミンナ~!フォースのダークサイド、信じてますか~? 幼稚園の園庭で打ち上げ花火。至近距離で打ち上げます。 / torumiwa どどーん 今日は、暗黒面の力を存分に使って、花火大会でイチャイチャしてる奴らなんかじゃ絶対に味わえない、最高な花火を妄想するから、頼むから僕を一人にしないでくれよ、お願いだよ、お願いだよぉ―。 妄想花火その1『ドラゴン』 ドラゴンをご存知だろうか?そう、言わずと知れた、置型噴射式花火だ。 その名前が指し示す通り、強烈な火花を天高く吹き上げる!と、点火の直前まではイメージしているが、いかんせんそのネーミングの力強さがハードルを上げすぎて、いざ火がつくと、「あ、そんなでもねーな」感がドラゴン級な、夏の定番花火だ。 では、そんなドラゴンを、真に味わい尽くす妄想花火をご覧ください。 『ドラゴン』 宵や
2014-07-22 ソーシャル時代には全ての人がウルトラマンになれる 最近、はてなで私がかなり目立つ存在になってしまった。 でも、本当はソーシャル時代って誰もが活躍できる時代だ。皆が私と同じようにブログやSNSやブコメで自由に記事を書くことが出来る機会が与えられているのだ。 古い因襲や常識、ブラック企業、格差社会、政府などが自分達の生存圏や自由を脅かそうとするならば、それと戦うことが出来る。ソーシャル時代になったのでネットユーザーの支持が得られるならば、自分の力を何万倍にも増幅することが出来る。ソーシャルで巨大化して、「侵略者を撃て」。 (Alex Ross) 電通・博報堂も怖くない 電通・博報堂の裏側の構造を攻撃しようと、ブラック企業を攻撃しようと、私にはほとんどダメージがなかった。1回だけ上場企業から「削除しろ」という電話が掛かってきただけだ。その電話の経緯もブログで公開したら私への
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