米領グアム(Guam)島のアンダーセン空軍基地(Andersen Air Force Base)に駐機するB2ステルス爆撃機(2005年4月13日撮影、14日提供)。(c)AFP/DOD 【1月22日 AFP】沖縄の米軍普天間飛行場(Marine Corps Air Station Futenma、MCAS Futenma)の移設問題で、日本政府が移設先候補地として検討している米領グアム(Guam)で、住民らの間で負担増加への懸念が高まっている。 2006年の在日米軍再編をめぐる日米合意で、沖縄に駐留する米兵約8000人がグアムに移転することが決まった。兵士の家族を含め、グアムは1万9000人近い米軍関係者を受け入れることになる。グアム駐留の米軍の規模は約3倍に膨れ上がる。 ■島の3分の1が米軍基地 グアムのフェリックス・カマチョ(Felix P. Camacho)知事は、再編に伴う雇用増