2009年8月24日(月)「しんぶん赤旗」一面に、湯浅誠さんの『「企業最優先」突破したい』と題したインタビュー記事が紹介されていたのですが、web版には掲載されていないようなので文字起こししてみました。 (ここから) 「企業最優先」突破したい 湯浅誠 (聞き手:西沢亭子) 一方的に痛みを押し付けられてきた国民が、「いいかげんにしろ」と与党である自公にしっぺ返しをしているのがいまの状況ですよね。 「派遣で切られるなんて本人のせい」という「自己責任」論が、昨秋以降、一定しずまって、「社会的にどう対応するのか」が語られるようになった。4年前に比べれば相当な変化です。 生活が犠牲に だけど、依然として突破できていないのは、「とにかく企業の成長優先」という考えです。個人の生活を支えるのはバラマキで、「かえって本人のやる気をそぐ」といわれるのに、企業への支援は投資で善だ、というイメージが社会に染み付い