ダメなものは、タメになる テレビやゲームは頭を良くしている 作者: スティーブン・ジョンソン,乙部一郎,山形浩生,守岡桜出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2006/10/04メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 36回この商品を含むブログ (38件) を見る この間取り上げたスティーブン・ジョンソンの新刊が Amazon に登場している。 以前査読していた本ですな。 今年刊行される山形さんの仕事は、翻訳四冊、監修一冊ということになるようだ。
id:mohri さん経由で This is not a lovesong** というサイトを知る。 「100の童貞の妄想より、1の童貞喪失のドキュメントが俺は聞きたい。」という言葉を掲げる初体験談インタビューが掲載されていて楽しい。ずっと続くとよいなぁ。 これを見て思い出したのは、Pulp の "Do you remember the first time?" である。そのまんまか。 YouTube - Pulp - Do You Remember The First Time この曲は紛れもなく Pulp の代表曲だが、ジャーヴィス・コッカーはこの曲をモチーフに短篇ドキュメンタリーを作っていて、それが Pulp の本格的なブレイクに一役買ったという話を聞くのだが、そちらは未だ未見である。 要は故ジョン・ピールなど著名人に「初体験」のことを聞いたものみたいで、YouTubeにあるかと探し
答え:ふやせません ……と三浦広志さんの文章にいきなりズバリ答えを書いちゃまずいか。 三浦さんは当方が作った「ハッカー養成塾」のページにリンクくださっていて嬉しかったので、もう少し2006年度日本OSS貢献者賞の話をば。 これについては西尾泰三も記事を書いているが、 どのような審査基準があるのかは公表されていないが、個人的には武藤健志氏や八田真行氏、先ごろVine Linux 4.0 beta1を公開した鈴木大輔氏などが選出されるのではないかと予想している。 ……そうなの? ワタシはこれの第一回の受賞者を見たとき愕然として、今回も /.J のストーリーに寄せられたコメントを見て呆然としたのだけど……どうして itojun さんの名前が挙がらないの? 第一回で受賞した四人と比べても、itojun さんの BSD 系 OS への貢献を上回る人は(中略)と思うが。 まあ、文句ばかり言っても仕方な
Slashdot 経由で知った Aaron Swartz の Who Writes Wikipedia? だが……おっ、いつのまにか YukiWiki 上に日本語訳があがっている。素晴らしい! Wikipedia について Jimmy Wales が語る、「数千数万という別々のユーザが少しずつコンテンツを書き加えていく。その結果、この整然とした成果が生まれる」わけではなく実際は500人程度のコアなユーザが編集の大半を行っているという講演に対し、Aaron Swartz が、編集はそうかもしれないが「でもほぼ全てのコンテンツを提供しているのは部外者」という分析を行っている。 もし Wikipedia がこの路線を進み、Wiki を踏み台にした百科事典であろうとするなら、結局どちらにもなれないまま終わってしまいかねないんだ。 という結論は苦いが、これから目を逸らしちゃいけないね。 さて、この文
「ハッカー養成塾」リンク集を作っておきながら何だが、ちょっと釣りっぽいタイトルをつけてみた。 Micro Persuasion: The Golden Geeks 2.0 digg などの作り手が TIME や BusinessWeek といった雑誌の表紙を飾る時代なのだが、彼らを評して「ハッカー」という言葉はあまり使われない。使われるのは「ギーク」である(もっとも「ギーク」だけだと広すぎるので、「アルファギーク」とか「Golden Geeks」とか差別化するわけだが)。 こうしたサービスに共通する、利用者が楽しめるサービスを思いつきひとつで立ち上げ、どんどん改良する様は「ハック」に違いないと思うのだが。「ハッカー」という言葉は死んだのだろうか。 「ハッカー」は既に寿命を終えた「死んだ言葉」だと思う。ってなことを書くとハッカーな方々に怒られるかもしれないが,はっきりいってハッカー以外に「ハ
先日調べものをしていて久しぶりに Sledge Hammer Web を閲覧したのだが、このサイトが更新を終了して一年経っていたことに気付き、しばらく動きが止まった。 Sledge Hammer Web の前川やくさんは、webやぎの目の林雄司さん、プチ日記-R(Otearai Web)のステッグマイヤー名倉さんとあわせてワタシの中でビッグ3的存在だった。 一年前に Sledge Hammer Web が閉鎖したときは驚いた。実はワタシは過去のやくごよみをアンテナに入れていたため、そしてワタシの周り(飽くまで感覚的な表現)でこのサイトの更新終了を取り上げる人がいなかったため、しばらく事態に気付かなかったのだ。更新終了自体にも驚いたが、それ以上に周りでそれが話題にならなかったことに少し呆気にとられたものである。 ビッグ3と書いたが、一貫した文章の面白さを別とすれば三者三様である。前川さんはや
先月 TechCrunch に日本版ができて、これはありがたいと思ったわけだが、考えてみればそうした海外の有名ブログで日本版が存在するものは他にもあり、ワタシはその多くを購読している。やはり日本語で読めるのは時間の節約になる。 ちょっと気になったので、公式、非公式を問わず海外のブログを翻訳公開しているサイトの一覧を以下にまとめてみる。絶対抜けがあるだろうから気づいた方はコメント欄なりメールなりで教えてください。というか、それを知りたいというのが裏の主眼だったりするのだが。 技術ニュース系ブログ あれ、これだけか? 参入の余地は多いにあると思う。 Engadget(日本版) TechCrunch(日本版) [7月8日追記]:元々東京をベースに活動しているブログなのでこれは少し例外的だが、PingMag は日本版がある。 [7月31日追記]:Gizmodo の日本版が登場しました。あとこれは分
好むと好まざるとにかかわらず - 将棋世界7月号を読んだ 猫蛙さん、もう将棋世界なんかに期待してちゃダメだ。あのね、将棋の神様はかつてこう言ったんだよ。 将棋があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが将棋のために何ができるかを問おうではないか いや、もちろんウソだけど。でも、あなたが将棋のためにできる大きなことがあるんだよ。何かって? はてな内での将棋の普及だ。 ワタシはね、梅田望夫さんの「若い人が自由な発想で挑戦できる風土、その挑戦が称賛される社会」でも引用されている羽生善治さんのインタビューを読んで、声を上げて泣いたよ。羽生さんに会社を訪ねてもらえるはてなの社員が羨ましくて、羨ましくて…… しかし、だ。はてな社員の日記を読んでも、誰も将棋を指してるなんて書いてねぇんだな(書いている人いたら、すいません)。お前ら羽生さんにお目にかかっておきながら、将棋の素晴らしさが分からんのか!
Slashdot で知ったのだが、先日マイクロソフトからポッドキャスト企業への移籍が明らかとなった Robert Scoble に Microsoft Watch が行ったインタビューが公開されている。しかし、よりにもよって Microsoft Watch の取材を受けますか(笑) 個人的に面白かったのは、「クビになると思ったことは? それに一番近づいたのはいつ?」という質問への答え。 リスクを侵していると思ったことは何度かあった。スティーブ・バルマーにあなたのゲイの権利に対するリーダシップは正しくないと言ったときはどう転ぶか分からなかった。 そんなこと言ったんかい。何度か規則を破ったことも認めているね。 ところで「Microsoftの有名ブロガーが退社」で知ったのだが、彼は Shel Israel と共著で『Naked Conversations』という本を出しているのね。 Naked
BigBang: 週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書 BigBang: 週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書(2)----歌田氏の回答 BigBang: 週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書(3)----歌田氏の回答でわかったこと BigBang の人には特に肩入れするつもりはないが、(2)にある歌田明弘のしょうもない回答を読み、同じく yomoyomo という一目で実名でないと分かるハンドルを使っている人間として、同情を禁じえなかった。歌田明弘の回答がいかにしょうもないかは、(3)で BigBang の人が解説している通りである。 オウム関係の話はここでは取り上げない。それよりも当方が問題にしたいのは、(3)にあるように同じ筆名なのに信用する/しないの落差が当たり前のように生じることだ。 実名/匿名の二元論の問題、筆名(ハンドル、ペンネーム)の意義といった話はこれまでいろんなところで散々なさ
書籍版でもおなじみ Joel on Software に翻訳用 Wiki を設ける話は以前にも取り上げたが、とっくに MediaWiki が稼動していることに気付かなかった。 素晴らしいことに日本語版もあり、2006年に入ってからのエントリがいくつも訳されている。ありがたや。
Mf247.JP -GOOD VIBE YOU WANT IT! ROCK VOL.1- アーティスト: オムニバス,宙ブラリ,sonic&trip,麗蘭,フラワーカンパニーズ,THE BACK DROPS,THE BIG HIP,韻律屋,HARISS,カーネーション,インパスターズ出版社/メーカー: 247ミュージック発売日: 2006/04/21メディア: CD クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る これは梅田望夫氏が出演した WBS でも話が出ていたコンピレーションアルバムですな。当然ながら mF247 で配信しているカーネーションや麗蘭の楽曲が収録されている。 これを書いている時点で mF247 のサイトにはまだ情報が載っていないのが何だか mF247 らしい感じもするが(失礼)、丸山茂雄さんから『デジタル音楽の行方』に推薦の言葉をいただいた恩を抜きにしても、mF
律儀に書くとやたらとくどくなる! それにちょっとずれてるし。 The Best American Science & Nature Writing 2005 (The Best American Series ®) 作者: Tim Folger,Jonathan Weiner出版社/メーカー: Mariner Books発売日: 2005/10/05メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る Best American Science and Nature Writing シリーズの2005年版が刊行されているが、そのかなりの部分ウェブで読めるようですな。 Snarkmarket: Best American Science and Nature Writing 2006 といってもサブスクリプションが必要だったりするんだけど。ネタ元は Rebecca Blood さ
結論を書けば「そんなことない」のだろうが、最近 Boing Boing で日本における耳掻きについてのエントリが続いており(その1、その2、その3、その4)、それを見ると日本の耳掻き文化(?)というのはやはり異質に見えるようだ。 アングロサクソンはほとんどベトベト耳垢らしく、そうなると耳かきより綿棒の方が適しているという話を聞いたのだが、道理で Wikipedia の「耳掻き」の英語版ページが存在しないわけである(日本独自の話題でないことでこういうのは珍しい)。 耳掻きについてはワタシも昔 Reeling In The Ears という文章を書いている。 耳掻きの快楽を知っているという幸福をたまに思い出せば、自分も生きていていいんだと思える、なんてことはない。
In Africa, Islam and Christianity are growing - and blending | csmonitor.com Rebecca Blood(2006年に入り、遂に彼女のサイトも Movable Type で作られるようになった)のところで知った Chirstian Science Monitor の記事なのだが、俄かに信じがたい気がするが、考えてみればキリスト教もイスラム教も同じ神を信仰しているわけで。 これを読んで "Chrislam" という言葉を知ったわけだが、chrislam.org がその公式サイト(って何?)なんだろうか。 Wikipedia でも早速見出し語になっていた。
wiki--集団による編集が変える報道のあり方 Wikipedia 方面の話にしろ Lessig の『CODE』改訂の話にしろ、大方当サイトで取り上げたことのある内容なのだけど、やはりこうしてまとまった記事が掲載されることに意義があるのだろう。 ワタシが興味を持ったのは、「wikiの由来」における、 一説によれば、wikiは「what I know is(私が知っているのは・・・)」の頭文字を取ったもので、知識の貢献、蓄積、交換などを示している。 という話は、『Wiki Way』訳者のくせに知らなかったな。これのソースはどこにある話だろう。
されるという無茶な予測を「O'Reilly Hacksシリーズから次に刊行される本を予想してみる」シリーズパート3としてしておきたい。 株式会社はてなのサービスを題材とした本というと既に三冊刊行されている。 「はてな」ではじめるブログ生活―はてな公式ハンドブック(asin:4886487319) はてなダイアリーガイドブック―ウェブログでつながる新しいコミュニティ(asin:4839914982) はてなの本(asin:4798107042) ワタシは当然三冊とも読んでおり、どれも良い本であったが、いずれも刊行から一年が優に経過しており、内容の古さは否めない。いや正確には、これらの後にどんどん新サービスが加わっており、はてなのサービスの軸が変化している、というべきか。 また近藤淳也社長の CNET Japan における連載+αが翔泳社から本になるようだが、これは性質上技術寄りな本にはならな
こんばんは、「2.0」評論家の yomoyomo です(ウソ)。 まだまだ続きますな、「2.0」は。もう何がなんだか分からなくなって、「Web 2.0? オイラは Web 2.1 か Web 3.0 に賭けるね」と言い出す人もでてくる始末(いや、このエントリはちょっと可笑しい)。 人類2.0 Human Beings 2.0(ネタ元:yucoのメモ) Passion For The Future: 人間の終焉 アイデンティティー2.0 Identity2.0 - OSCON Presentation CNET Japan Blog - Lessig Blog (JP):ようやく進展 PDA 2.0 ありがちな「PDA2.0」論 他にもう一つぐらい見つけた覚えがあるが、もう構ってられるか!(逆切れ)
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