decaf, decaf.
システム管理の省力化は管理者の永遠のテーマだ。複雑化するシステム、多様な要求、コストダウンの圧力、管理者の悩みのタネは尽きない。 ほぼ同一の構成のclusterの管理であれば、HDDイメージによる複製や、pxeboot+NFSによるdiskless構成などで管理を省力化することができるが、複数のOSや複数の役割を果たすホストの混在環境や、NFSに依存できない状況では、多数のホストを一括管理するのがむずかしい。そこでcfengine。cfengineはUniversity of Osloで開発されたGPLソフトウェアで、 設定の一括管理 OSに依存しない言語(cfengineの設定ファイル)による統一管理 ネットワーク経由のファイル配信 階層的なホスト管理 条件に応じたジョブ管理 といった機能がある。このcfengineにSubversionなどのrevision control syste
cfengine メモ #0 - cfengine の構成パターン Posted by Gosuke Miyashita Tue, 26 Dec 2006 13:55:53 GMT I, newbie » cfengineによるシステム管理の自動化: その1 を読んで、cfengine よさげだなぁ、ってことで導入を検討することに。 このブログでは、上記エントリで「ややこしいけど魅力的」と書かれている cfengine について、自分なりに試したことや整理したことについてメモしていこうと思います。日本語のドキュメントが少ないですし、実際に手を動かしてみないと理解しにくいものなので、これを使ってみようかな、という方に少しでもお役に立てれば幸いです。 まず、cfengine ってそもそも何?というところですが、上記の I, newbie さんのエントリがわかりやすいので省略。今回は cfeng
ONEDARIさせて頂いた「9(nine)」のレビューを書いているところですが、「9(nine)」を使ったり「W-ZERO3[es]」を使ったりと便利そうだけど、電話帳のデータはどうなってんの? と疑問に思っている方もいるっしゃるのではないでしょうか。 ▼9(nine) 確かに。 電話帳は電話機にとって肝といっても良い部分ですが、いちいちソフトを使ってPCに吸い上げたりするというのは、とてもじゃないですが、「W-SIM」の手軽さからは縁遠くなってしまいます。 ご安心ください、ちゃんとあるですよ。 「W-SIM」に電話帳を入れておく方法が! ぼくも「9(nine)」を手にして最初に調べたのはそのことでした。以下に方法をご紹介しておきます。 まずは「W-ZERO3[es]」から「W-SIM」に電話帳データを移します。 設定に「電話帳転送」という、そのものずばりの機能があります。 起動するとこん
2006年に読んだ本の中で個人的に面白かった本をご紹介。 ジャンル偏ってるかもですが参考になれば幸いです。 以下、適当にジャンル分けしてます。 (今年買った本はプロフィールにまとめてあります) ○○リテラシーを鍛える 地球温暖化などの環境問題が騒がれ始めてから随分たっていますが、「環境問題のウソ」でホントは何が問題なのかを確認。 また昨今メディアの流す情報の信用性に疑問を感じたりしますが、その点は「だまされない〈議論力〉」「「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ」で情報の接し方を学びました。 あと「99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方」も参考になりました。 社会・経済を知る 放送と通信の融合が話題ですが「電波利権」でTVの既得権益システムを知るとムカムカしてきました。TV側の意見も聞きたいところ。 経済学に関してはド素人な私ですが、そんな私でも「ヤバい経済学」は分か
2006年、Googleは米国における消費者データのプライバシー保護を積極的に進めたが、中国版Googleで検閲を行ったことで中国政府の圧力に屈したとして批判された。 ここ数年プライバシー擁護派は、ウェブ上の消費者データが過剰な熱意で迫る法執行機関によって脅威にさらされているとして、警鐘を鳴らしていた。そして、この懸念は2006年初めに広く認識されることになった。検索記録の提出を求めた米司法省からの召喚状に対して、Googleは大手インターネット検索エンジンの中で唯一、これと争う決意をした。 連邦当局は検索語句および表示されたウェブサイトのデータを求めていたが、判事は、検索キーワードは開示されるべきではないと結論し、Googleが提示することになるインデックス化されたウェブアドレスについては一部のみ認めた。 一方でGoogleは、中国での検索およびニュースサイトを開設するにあたって、中国政
『「知」の欺瞞』関連情報 NEW 2001.05.26 ●北村正直、「なぜ科学教育は必要か」 (応用物理教育、 Vol.24、 No.2) NEW 2001.05.10 ●リチャード・ドーキンスの『虹の解体』。おすすめの本のリスト付き NEW 2001.04.30 ●小池隆太氏は『「知」の欺瞞』を読んだのか? NEW 2000.10.02 ●山形浩生、『「知」の欺瞞』ローカル戦:浅田彰のクラインの壺をめぐって [その後] NEW 2000.10.02 ●相対主義に関するよくある質問 『「知」の欺瞞』厳選リンク集 ●「知」の欺瞞 について 共訳者の一人による翻訳情報。 『「知」の欺瞞』第一刷の訂正・追加 朝日キーワードの「サイエンス・ウォーズ」をお読みになってこのページにアクセスされた方へ (必読) ●堀茂樹、きみはソーカル事件を知っているか? 必読。平凡社『月刊百科』 1998年2月号 N
本サイト今年最後の更新は、Read/WriteWeb の 2007 Web Predictions を訳し、仕事が遅い CNET Japan のハナをあかしてやるつもりだった(このエントリの内容は「どうなる2007年のウェブ動向」で読めるが、元エントリにリンクぐらいしろよ)。 しかし、さあ訳そうという段になって、Read/WriteWeb が CC ライセンス指定でないことに気づいた(なぜか思い出せないが、そう勘違いしていた)。そこで第二候補の Aaron Swartz の The Goog Life を訳すことにした。 なぜこれが第一候補でなかったかというと、この文章に対する「センセーショナル狙い」という批判があったこと、要は「煽り入ってる」よなぁということだが、一方で悪評も含めこれが激しい反応を呼ぶ、つまりは「ウケる」ことは分かっていた。 でも、実際訳してみたら二日ではてなブックマーク
※講演資料を掲載しました。 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、安全なインターネットの利用をめざして、最近、IPAが届出を受けた脆弱性関連情報を基に、届出の多かった脆弱性や攻撃を受けた場合の影響度が大きい脆弱性を取り上げ、その解決策を紹介するセキュリティ実装講座を企画しました。 本講座は本年2月、4月に実施しましたが、好評でしたので、今回は、新たに脆弱性の深刻度評価を用いた届出情報の分析結果や、ウェブアプリケーションの発注者が考慮すべき点なども紹介します。また、開発者の方から安全なウェブアプリケーションの開発に向けた取組み状況を紹介していただきます。 IPAでは、2004年7月8日に脆弱性関連情報の届出受付を開始してから2年4ヶ月が経過し、10月末までにソフトウエア製品に関するもの330件、ウェブアプリケーション(ウェブサイト)に関するもの687件、合計1,017件となり、1
誰もがうすうす感じていることだと思うが、今は再びバブル時代だ。 と、断言できるほど経済に明るくはないし、世の財界人達は「バブルじゃないから!」と佐山聡みたいに強く否定する(ええ、バブルですとも、と答えるはずもないのだが)し、ミニ級バブルで終わるのではないかという意見をどの経済誌でも目にする。 とはいえ社会の空気自体はなんとも言えないバブルの匂いを放っている。なぜ最近私がバブル期にこだわるかといえば、今とあの頃の空気がそっくりだからだ。80年代にキャッシングで儲けた丸井が、最近になって従業員確保のために休日を増やすなんて話があったが、ずいぶんいかにもな感じがした。今は勝ち組負け組に分かれた格差社会と呼ばれているが、バブル期といえばマル金マルビ(貧乏のビ)と呼んで格差を表現していた。またそうしたマル金企業が従業員のために週休2日制を導入し、社員向けの保養所なんかをリゾートブームに乗って建設した
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