去年、大阪市にある保育所で当時、1歳2か月の男の子が食事をのどに詰まらせ死亡した事故で大阪市の検証部会は保育士がりんごとハンバーグを一緒に食べさせたことなどが原因だとする報告書をまとめました。 去年2月、大阪・城東区にある民間の認可保育所で当時、1歳2か月の男の子が昼食で出されたりんごなどをのどに詰まらせ死亡しました。 大阪市は再発防止を図るため、医師や弁護士などで作る検証部会を設置して調査を進め、14日、報告書をまとめました。 それによりますと担当する保育士は男の子がりんごを口から出すなどしたためハンバーグと一緒に口に入れたということです。 保育所では時間内にすべて食べきることが目標とされ、保育士は男の子の食が進まない状況に焦りを感じ、りんごを食べきらない前に次の食材を口に詰め込んだと推測されるとしています。 このため報告書では、ひとりひとりの発育状況に応じて食事の援助を行うよう提言して