放射能汚染農地、ヒマワリで改良=福島・飯舘村で試験開始−農水省 放射能汚染農地、ヒマワリで改良=福島・飯舘村で試験開始−農水省 農林水産省は28日、福島第1原子力発電所の事故により放射性物質に汚染された福島県飯舘村の農地で、土壌改良試験を開始した。表土の削り取りや吸着剤を使った試験のほか、放射能を吸収し、除染に効果があるとされるヒマワリを1500平方メートルの農地で約1万5000本育てるなど、8月末まで研究を行う。 試験開始を視察した鹿野道彦農水相は、放射能に汚染された地域で再び農業生産が行えるよう「あらゆる取り組みをしたい」と強調した。また、同県川俣町山木屋地区でも同様の試験を行う考えを明らかにした。(2011/05/28-19:11)