石・化石に関するaranciarossaのブックマーク (137)

  • 自然銀と銀を含む鉱石 - Ushidama Farm

    銀は硫黄と化合しやすい金属で、硫化銀として産出することが多いです。 まれに、自然銀として産し、樹枝状や髭状の形をしています。 自然銀は硫化銀や酸化銀、塩化銀などへ変化しやすく、金とは異なり、砂銀となることはありません。 銀は酸化しやすく、放って置くと空気中の硫化化合物と反応して、黒くなってしまいます。 自然銀 化学組成 Ag 結晶系 立方晶 モース硬度 2.5~3 色は銀白、酸化すると黒 銀は普通は、輝銀鉱や濃紅銀鉱、淡紅銀鉱など硫化鉱物や硫酸塩鉱物として産します。 銀黒は、銀の主要な鉱石で、石英中に暗黒色で縞状の筋として入っている、微細な銀鉱物の集合体です。 銀黒 輝銀鉱 銀の硫化鉱物 化学組成 Ag₂S 結晶系 立方晶 六面体、八面体結晶や網状、樹枝状、塊状集合体 モース硬度 2~2.5 色は銀黒、銀灰 濃紅銀鉱 硫塩鉱物 化学組成 Ag₃SbS₃ 結晶系 三方晶 柱状、菱面体、犬牙状

    自然銀と銀を含む鉱石 - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/03/11
    銀は反応しやすいのですね。鉱物の中の銀は 見分けがつきにくいものですね^^;
  • 自然金と金を含む鉱石 - Ushidama Farm

    金は自然金が濃集した金鉱脈や、砂金として産出します。 岩石中の金は、肉眼で確認できる程の大きさのものは少なく、鉱石の中に混じっています。 自然金は、銀と相性が良く、自然銀と固溶体を形成しているので、純金では無く、少し銀を含んでいます。 金の化学組成はAuで、結晶系は立方晶、モース硬度は2.5~3です。 結晶はほとんど無く、樹枝状や粒状、塊状で産出します。 石英中の自然金 ホセ鉱中の自然金 菱刈鉱山の金銀鉱 鹿児島県の菱刈鉱山は、世界トップクラスの高品位の鉱山として知られています。 砂金 金箔の入った小瓶 これは、以前、駅前にゲームセンターがあり、バスの待ち時間に時間つぶしに、クレーンゲームをして、取ったものです。 意外に簡単に取れたので、すごく得した気分になりました。 日の都市鉱山として、存在する金の総量は約6800トンと見込まれ、世界最大の金資源国である南アフリカ共和国の埋蔵量を上回る

    自然金と金を含む鉱石 - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/03/10
    金✨の輝きは美しいですね。砂金すくいをして瓶に詰めてもらったことがありますが ちょっとしかとれませんでした^^; 拡大してじっくり見たことはなかったです... 金箔も 見てるだけで幸せが訪れそうですね✨
  • 曹灰長石(ラブラドライト) - Ushidama Farm

    曹灰長石(ラブラドライト)は、曹長石と灰長石の中間的な組成を持つ斜長石です。 化学組成は(Ca,Na)Al(Al,Si)Si₂O₈で、結晶系は三斜晶、モース硬度は6~6.5です。 色は灰、橙、黄、無、緑、青、紫、黒で、ガラス光沢があります。 カルシウムとナトリウムの数ミクロンほどの薄い層が、交互に積層したラメラ構造を持ち、光の干渉により虹色の光彩効果を起こします。 この効果をラブラドレッセンスと呼びます。 カナダのラブラドル沿岸のセントポール島で発見され、ラブラドライトの名称は発見場所に由来しています。 原石 ルース

    曹灰長石(ラブラドライト) - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/03/09
    カルシウムとナトリウムの薄い層の重なりに光が当たることで こんな輝きが見られるのですね✨原石も美しいですね...
  • カリ長石 - Ushidama Farm

    長石の中で、カリウムを含むものを、カリ長石と呼んでいます。 カリ長石は生成する際の温度によって、ケイ素とアルミニウムの配列が変わり、ハリ長石、正長石、微斜長石に分類されます。 高温で形成された場合にはハリ長石に、中低温で形成された場合には正長石、微斜長石になります。 ハリ長石 ナトリウムをやや多く含んでいます。 化学組成 (K,Na)AlSi₃O₈ 結晶系 単斜晶 単柱状結晶 モース硬度 6 色は無色、白、クリーム、ピンク、灰色で、ガラス光沢 ハリ長石の中で、青白い色が揺らめいているように見えるものを、月長石(ムーンストーン)と呼んでいます。 ムーンストーンのルース 正長石 化学組成 KAlSi₃O₈ 結晶系 単斜晶 単柱状結晶 モース硬度 6 色は無色、白、クリーム、ピンク、褐色で、ガラス光沢 微斜長石 化学組成 KAlSi₃O₈ 結晶系 三斜晶 単柱状結晶 モース硬度 6 色は無色、白

    カリ長石 - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/03/07
    アマゾナイトも美しいですが ムーンストーンのルースは惹きこまれそうに神秘的ですね✨ 実際に見てみたいものです...
  • 曹長石(アルバイト) - Ushidama Farm

    長石はケイ酸塩鉱物の一種で、地殻上に最も多くある鉱物です。 長石には、カリウムを主とするカリ長石や、ナトリウム、カルシウムを主とする斜長石などがあります。 斜長石は、ナトリウムーカルシウムの量比により、ナトリウムが多いものを曹長石、カルシウムが多いものを灰長石と呼んでいます。 曹長石と灰長石の間には、連続固溶体を形成しています。 曹長石の化学組成は、NaAlSi₃O₈で、結晶系は三斜晶、短柱状や葉片状結晶を作り、モース硬度は6~6.5です。 色は無色、白、淡黄、ピンク、緑などです。 英名のalbiteは、「白い」を意味するラテン語のalbusに由来しています。 曹長石

    曹長石(アルバイト) - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/03/06
    名前には馴染みがないのですが 透明感があって美しいです✨
  • 有毒鉱物 - Ushidama Farm

    鉱物の中には、カドミウムや水銀、鉛、ヒ素など有害な元素を含むものがあり、毒性の強いものもあります。 整理をしていると、有毒な鉱物が出てくることがあり、取り扱いには注意しています。 触るとポロポロと崩れて、粉が散るものもあり、吸い込まないようにマスクをしています。 また、直接、素手で触らないように、ビニール手袋をしています。 作業後は、下に敷いたシートは、まとめてごみ袋に捨てています。 鉱物はビニール袋に入れたり、プラスティックケースに入れて、保管しています。 輝安鉱 アンチモンの硫化鉱物で、毒性が強い。 化学組成 Sb₂S₃ 結晶系 斜方晶 長柱状結晶 モース硬度 2 色は鉛灰、銀灰 アンチモンの最も重要な鉱石。 鶏冠石 硫化砒素鉱物で、毒性が強い。 化学組成 As₄S₄ 結晶系 単斜晶 柱状結晶、塊状集合体 モース硬度 1.5~2 色は赤、赤橙 光に曝されると、分解して石黄になる。 辰砂

    有毒鉱物 - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/03/04
    名前を聞いたことがあるものがいくつかはありましたが 有毒鉱物はたくさんあるのですね。安易に触ってしまいそうですが ウシダマさんは知識を持っておられるので安心ですね。すごいなぁと思います!
  • ジルコンとジルコニア - Ushidama Farm

    ジルコンとジルコニアは、共に屈折率が高く、ダイヤモンドに近い輝きを持つ宝石として、ダイヤモンドの代わりに使われています。 ジルコンは、ジルコニウムのケイ酸塩鉱物で、天然に産します。 色は無色、橙、褐色、青などですが、褐色のものが多いです。 ジルコニアは、二酸化ジルコニウムを合成したもので、宝飾品として用いられる他、セラミック素材としても利用されています。 金属元素の添加で、様々な色のものが作られています。 ジルコニアは、ダイヤモンドと比べると、暗い場所では輝きが弱くなります。 ジルコン 化学組成 ZrSiO₄ 結晶系 正方晶 モース硬度 7~7.5 屈折率 1.93~1.98 分散度 0.039 比重 4.7 ジルコニア 化学組成 ZrO₂ 結晶系 立方晶 モース硬度 8~8.5 屈折率 2.15 分散度 0.060 比重 5.8 ダイヤモンド 化学組成 C 結晶系 立方晶 モース硬度 1

    ジルコンとジルコニア - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/03/03
    どれもキラキラと美しいです✨ モアッサナイトは初めて聞きました!ダイヤモンドよりも輝く石なのですね。宝石にできるくらいの天然石があるといいのに…値段がつけられませんね^^;
  • 異極鉱(ヘミモルファイト) - Ushidama Farm

    異極鉱(ヘミモルファイト)は、亜鉛のケイ酸塩鉱物で、化学組成はZn₄(Si₂O₇)(OH)₂・H₂Oです。 結晶系は斜方晶で、モース硬度は4.5~5です。 板状の五角形の結晶や葡萄状、粒状、塊状、繊維状集合体になります。 色は無色、白、淡黄、淡緑、淡青などで、銅を含むと青色になります。 縦長の五角形の結晶の両端の形が異なることから、異極鉱と命名されたとのことです。 また、ヘミモルファイトの名称は、ギリシャ語のhemi(半分)とmomr(形)を合わせたものとのことです。

    異極鉱(ヘミモルファイト) - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/03/01
    色んなパターンがあって 見分けるのが難しそうですね。柱状の結晶が綺麗です✨
  • 透輝石(ダイオプサイド) - Ushidama Farm

    透輝石(ダイオプサイド)は、カルシウムとマグネシウムを含むケイ酸塩鉱物です。 化学組成はCaMgSi₂O₆で、結晶系は単斜晶、モース硬度は5.5~6.5です。 結晶は柱状で、柱面に平行な劈開が見られます。 色は無色、黄、緑、褐色、灰色、黒などで、マグネシウムを置換した鉄の含有量が多くなるにつれて、色が深まり黒っぽくなります。 クロムを含むものは、エメラルドのような鮮緑色になります。 また、ブラックスターダイオプサイドは、マグネサイトの針状結晶により、光を当てると黒や黒緑色の中に4条のスターが現れます。 透輝石は複屈折が大きく、文字が書いてある紙の上に石を置き、見ると二重に見えるダブリングがあります。 ダイオプサイドの名称は、「二つの見え方をするもの」を意味する、ギリシャ語でdi(二つ)とoptis(見え方)を合わせたものとのことです。 マグネシウムが鉄に置き換わったものは、灰鉄輝石と呼ばれ

    透輝石(ダイオプサイド) - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/29
    クロムのダイオプサイドは原石の状態でもすごく美しいですね✨見とれてしまいます...
  • アメジストとシトリン - Ushidama Farm

    水晶の中で、紫色のものをアメジスト、黄色いものをシトリンと呼びます。 アメジストは、ケイ素の一部が鉄イオンに置き換わり、長い年月をかけて自然放射線により、紫色に発色したものです。 シトリンは、ケイ素の一部が鉄イオンに置き換わったものや、アメジストが加熱され、黄色に変化したものです。 アメジストは2月の誕生石で、シトリンは11月の誕生石です。 不純物を含まない無色透明のものは、ロッククリスタルと呼ばれていて、4月の誕生石になっています。 アメジスト シトリン ロッククリスタル スモーキークォーツ 水晶中に微量に含まれるアルミニウムが、自然放射線により茶色く発色したもの。 ストロベリークォーツ レピドクロサイトの細かいインクルージョンによって、赤やピンクに見えるもの。 ルチルクォーツ ルチルの微細な線状結晶を内包したもので、ルチルの酸化状態によって金色や銀、茶、黒などに見えます。

    アメジストとシトリン - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/28
    水晶の仲間には色々あるのですね!どれも美しくて見るだけでも癒されました✨
  • 亜鉛鉱物 - Ushidama Farm

    亜鉛は、硫黄と化合した閃亜鉛鉱として産出することが多く、閃亜鉛鉱は主要な鉱石となっています。 ウルツ鉱は、閃亜鉛鉱の同質異像です。 他に亜鉛を含む鉱物には、異極鉱、菱亜鉛鉱などがあります。 亜鉛を鉄板にメッキしたものがトタンで、亜鉛は鉄鋼の防に欠くことのできない金属です。 銅との合金は真鍮で、五円硬貨に使われています。 閃亜鉛鉱 亜鉛の硫化物 化学組成 (Zn,Fe)S 結晶系 立方晶 四面体結晶を作る。 モース硬度 3.5~4 色は黄褐色、橙、黒 鉄の含有量が少ないと透明感のある黄褐色になり、べっ甲亜鉛鉱と呼ばれる。 鉄の含有量が多いと、黒っぽくなり、鉄閃亜鉛鉱と呼ばれる。 異極鉱 亜鉛の含水ケイ酸塩鉱物 化学組成 Zn₄(Si₂O₇)(OH)₂・H₂O 結晶系 斜方晶 短柱状、板状結晶や塊状、鍾乳状、乳頭状集合体を作る。 モース硬度 4.5~5 色は無色、白、淡青 ウルツ鉱 硫化亜鉛

    亜鉛鉱物 - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/27
    亜鉛は日常に欠かせないものですよね!閃亜鉛鉱 美しいです✨
  • 楔石(チタナイト) - Ushidama Farm

    楔石(チタナイト)は、チタンのケイ酸塩鉱物で、化学組成はCaTiSiO₅です。 結晶系は単斜晶で、モース硬度は5~5.5です。 色は黄、緑、無色、褐色、黒などで、微量に含まれるクロムにより、黄緑色をしているものが多く、クロムの含有量が増えると緑色になります。 結晶の形が、三角形の楔に似ていることから、ギリシャ語のクサビを意味するスフェノスsphenosを語源として、名付けられたとのことです。 光の分散が強く、ダイヤモンド以上に輝きます。 宝石として価値のあるものを、スフェーンと呼び、7月の誕生石になっています。 太陽光に曝されると退色し易いです。 衝撃に弱く、欠けやすいので注意が必要です。 原石 ルース

    楔石(チタナイト) - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/26
    スフェーンと言う石があるのですね。初めて聞きました。綺麗です✨
  • 放射性鉱物 - Ushidama Farm

    鉱物の整理をしていると、放射性鉱物のような有害な鉱物や、有毒な鉱物も出てきます。 そこで、強放射性鉱物や毒性の強い鉱物を取り扱う際には、直接、手に触れないよう、ビニール手袋をしています。 また、粉塵を吸わないようマスクをして、眼鏡をかけて作業しています。 強放射性鉱物の保管は、アクリルケースに入れたものを、さらに金属ケースに入れてから、保存箱に収めています。 強放射性鉱物でも、10㎝離れれば、人体に影響ないレベルの放射線になり、1m離れれば、自然放射線レベルになるそうですが、人が近づかない場所に置いています。 トール石 トリウムのネソケイ酸塩鉱物 強放射性鉱物 化学組成は(Th,U)SiO₄ 結晶系は正方晶 モース硬度は4.5~5 色は黄橙、褐色、黒褐色 強い放射線により、結晶構造が壊され、メタミクト化しているものが多い。 トール石は、水和していることが多く、水和したものを以前は、トロゴム

    放射性鉱物 - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/24
    放射性鉱物の取り扱いや保管はとても気をつかいますよね。何よりそれと見分けられるのがすごいです!
  • 赤鉄鉱(ヘマタイト) - Ushidama Farm

    赤鉄鉱(ヘマタイト)は酸化鉄鉱物で、化学組成はFe₂O₃です。 世界中に広く分布し、鉄の含有率が約70%と高く、重要な鉄鉱石として利用されています。 結晶系は三方晶で、六角形や柱状の結晶、腎臓状、繊維状など様々な形状があります。 モース硬度は、5~6.5です。 色は鉄黒色、褐色、赤、赤褐色、黒などで、塊状の結晶が赤色をしていることから、赤鉄鉱と名付けられました。 英名のヘマタイト(hematite)は、ギリシャ語の血を意味するhaimaに由来しているとのことです。 板状結晶が、バラの花のように集合したものは、アイアンローズと呼ばれています。 鏡のような強い金属光沢を持つ結晶は、鏡鉄鉱と呼ばれています。 赤鉄鉱 断面 研磨したもの アイアンローズ レインボーヘマタイト 鏡鉄鉱 腎臓状ヘマタイト 繊維状ヘマタイト

    赤鉄鉱(ヘマタイト) - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/23
    アイアンローズ素敵ですね。レインボーヘマタイトも とっても綺麗です✨
  • 古生代二畳紀の化石 - Ushidama Farm

    自宅から北西方向に行くと、古生代二畳紀の石灰岩の地層があり、紡錘虫や貝類などの化石が採れます。 子どもの頃に何回か、化石採集に出かけたきりで、現在はどうなっているか分かりませんが、当時は、石灰工場の石切り場がいくつもあり、石灰岩の採掘が行われていました。 この地層の最も年代の古い下部層は灰白色の石灰岩で、小型の紡錘虫やウミユリなどの化石が採れました。 中部層は黒色の石灰岩で、小型の紡錘虫が見られますが、あまり化石の種類は多くなかったです。 上部層は暗灰色泥質の石灰岩で、最も化石の種類が多く、大粒の紡錘虫やサンゴ、石灰藻、貝類などの化石が採れました。 この地層の石灰岩は脆く、化石を取り出すのが、比較的容易でした。 他の地層の石灰岩は硬く、ハンマーで石をたたいても、びくともしませんでした。 ただ、採掘場の中に入るのは危険なので、周辺の道端に転がっている石から化石を探すのがほとんどでした。 道を

    古生代二畳紀の化石 - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/22
    小さい頃からずっと化石に興味を持ち続けておられるウシダマさんはすごいなぁと思います!!分類するのも大変だと思いますが とにかく膨大な量ですね✨
  • 黄玉(トパーズ) - Ushidama Farm

    黄玉(トパーズ)は、アルミニウムのケイ酸塩鉱物で、化学組成はAl₂SiO₄(F,OH)₂です。 結晶系は斜方晶で、ガラス光沢があります。 柱状結晶で、菱形の断面を持ち、柱面には縦の条線が現れます。 モース硬度は8で、石英より硬いです。 透明な黄金色の石が代表的で、黄玉という名が付いていますが、無色からオレンジ、黄、褐色、ピンク、緑、青、紫など、いろいろな色のものがあります。 Fタイプのトパーズには、ブルートパーズがあり、色は無色、青、褐色などです。 ブルートパーズは、淡い色のスカイブルートパーズ、ビビットなスイスブルートパーズ、深い色合いのロンドントパーズがあります。 ブルートパーズは、無色のトパーズに、放射線処理したものが多いです。 グリーントパーズもブルーと同様に、放射線処理したものが多いです。 Fタイプのものは、長期間日光にさらされると、退色する傾向があります。 OHタイプのトパーズ

    黄玉(トパーズ) - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/21
    トパーズには色んな色があるのですね!加工処理で色が変わるものもあるとは知りませんでした。
  • 虎目石(タイガーアイ)と鷹目石(ホークスアイ) - Ushidama Farm

    虎目石や鷹目石は、角閃石の仲間であるリーベック閃石の繊維状集合体に、シリカが浸み込み硬化したものです。 平行な繊維状組織により、シャトヤンシー効果が生じ、光の帯が条線となって浮かび上がります。 リーベック閃石の繊維状集合体は、青石綿(クロシドライト)でできていて、アスベストの中でも有害性の高いものですが、シリカ成分により石英として固まっているので、アスベストが飛散することはなく安全です。 クロシドライトの中に含まれる鉄分の酸化により、色が変化わり、酸化されていない状態では灰青色ですが、酸化されるにつれて、黄から赤褐色に変化します。 黄褐色のものを虎目石(タイガーアイ)、灰青色のものを鷹目石(ホークスアイ)と呼んでいます。 鷹目石は青虎目石とも呼ばれます。 鷹目石の産出量は、虎目石より少ないです。 化学組成は、Na₂Fe²⁺₃Fe³⁺₂Si₈O₂₂(OH)₂、結晶系は六方晶、モース硬度は6.

    虎目石(タイガーアイ)と鷹目石(ホークスアイ) - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/20
    動物の目にたとえた石は色々あるのですね!タイガーアイ…インパクトがあります✨
  • ベスブ石(ベスビアナイト) - Ushidama Farm

    ベスブ石(ベスビアナイト)は、ソロケイ酸塩鉱物の一種で、2個のSiO₄の四面体が、1個の酸素を共有して(Si₂O₇)⁶⁻の構造を作っている鉱物です。 ソロケイ酸塩鉱物には、ベスブ石の他に、緑簾石や異極鉱、斧石などがあります。 ベスブ石の化学組成は、Ca₁₀Mg₂Al₄(SiO₄)(Si₂O₇)₂(OH)₄です。 結晶系は正方晶で、正方四角錐面を持る短柱状結晶や両錐形の結晶が多いですが、針状結晶や等粒状の集合体もあります。 モース硬度は6.5です。 色は褐色、緑、黄、白、赤、青、紫など多彩ですが、褐色や暗緑色のものが多いです。 ベスビアナイトの名称は、イタリアのベスビオ火山で発見されたため、名付けられたものです。 ベスブ石 異極鉱 斧石

    ベスブ石(ベスビアナイト) - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/18
    ベスビアナイトはべスビア火山が由来だったのですね!知りませんでした。光沢が綺麗ですね✨
  • モノチス - Ushidama Farm

    モノチスは、中生代三畳紀後期に栄えた海生の二枚貝です。 二枚貝の形をしていますが、2枚の殻は対称ではなく、左殻が凸、右殻が平らになっています。 だ円状の貝殻で、大きさは5~10㎝、殻は0.5㎜程でとても薄く、放射状の筋と同心円状の成長線が見られます。 絶滅種で、現生種に似た種はいません。 広く大量に産出するため、三畳紀後期の示準化石になっています。 示準化石とは、地層のできた地質年代を決定する指標となる化石のことです。

    モノチス - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/17
    成長線は意識したことがありませんでしたが はっきりと見えていますね!太古の物だと思うと不思議な感じです...
  • アレキサンドライト - Ushidama Farm

    アレキサンドライトは、クリソベリルの変種で、太陽の下では緑に、蛍光灯下では青、白熱灯下では赤く見えます。 この現象は変色効果(カラーチェンジ)と呼ばれ、クロムが含まれることで、光の波長の一部が吸収されたり、反射されることで生じるものです。 変色効果は、他の鉱物にも見られますが、アレキサンドライトほど、色の変化を示すものはありません。 1830年代に、ロシアのウラル山脈で発見され、昼中は緑色をしていることから、発見当初はエメラルドと思われていましたが、夜の人工照明下では赤く変化するため、新種の宝石であると分かりました。 現在、ロシア産のものは枯渇し、ブラジルやスリランカ、アフリカ地域のものが主になっています。 ブラジル産のものは色が濃く、スリランカ産のものは薄いのが特徴です。 原石 太陽光下 蛍光灯下 白熱灯下 ルース 太陽光下 蛍光灯下 白熱灯下 合成アレキサンドライト 太陽光下 白熱灯下

    アレキサンドライト - Ushidama Farm
    aranciarossa
    aranciarossa 2024/02/16
    カラーチェンジ…本当に同じものとは思えないくらいなのが すごいですね!興味深いです!