パナソニック ヘルスケアは、ヘルスケア事業への取り組みについて明らかにするとともに、2011年4月から稼働する最新工場の血糖値測定センサー工場の様子を公開した。 愛媛県東温市にあるパナソニック ヘルスケアの本社 パナソニック ヘルスケアの山根健司社長 同社は1948年に設立。1969年に松下寿電子工業として発足後、2005年からはパナソニック四国エレクトロニクスに社名を変更。今年10月1日付けで現社名に変更した。「従来はAV関連、PCペリフェラルなどの製品を生産していた時期もあったが、ここ数年でヘルスケア事業へと転換を図り、今回、名実ともにヘルスケアへとシフトした。ヘルスケア事業の中核を担う立場を明確にした」と、パナソニック ヘルスケアの山根健司社長は語る。 パナソニックグループでは、次代の柱事業のひとつにヘルスケア事業を掲げており、2015年度にはグループ全体で4,500億円以上の事業規