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  • ソニー平井氏が実践した対話する経営者--麻倉怜士が聞くテレビ復活から今後のチャレンジまで

    ソニーの平井一夫氏が6月18日、会長から退く。CBS・ソニー(現:ソニー・ミュージックエンタテインメント)の入社から35年。ソニー・コンピュータエンタテインメントの代表取締役社長兼グループCEOを経て、2012年からは代表執行役社長兼 CEOとしてソニーを率いていた。 厳しい市況だった就任時からテレビの復活、デジタルイメージングの認知度拡大まで、平井氏は社内外に何を話し、取り組んできたのか。オーディオ&ビジュアル評論家の麻倉怜士氏がロングインタビューした。 強い商品と緻密な戦略で立て直したテレビ事業 ――平井さんが代表執行役社長兼 CEO に就任された2012年前後は、大きな赤字決算になるなど、大変厳しい環境だったと思います。それが退任時の2018年には、過去最高業績を記録。ソニー復活の最大の理由はどこでしょうか。 いろんなことが言えると思いますが、マネジメントチームが同じ方向を向き、いま

    ソニー平井氏が実践した対話する経営者--麻倉怜士が聞くテレビ復活から今後のチャレンジまで
  • SIE、ゴーグルなしでVR空間を外から“のぞく”技術を特許出願--スマホでVR体験を共有

    仮想現実(VRゲームは没入感が高いため、VRゴーグルの装着者はVR世界に入り込み、つい気でプレイしてしまう。しかし、VRゴーグルを使わないと同じ体験ができず、周囲はプレイヤーが何に興奮しているのか理解できない。 これに対しソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、スマートフォンのようなデバイスでVR世界をのぞき見るVRゴーグル非装着者向け技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間11月1日に「SECOND SCREEN VIRTUAL WINDOW INTO VR ENVIRONMENT」(公開特許番号「US 2018/0311585 A1」)として公開された。出願日は2018年4月25日。 この特許は、VRゴーグル装着者が体験しているVR世界の映像を、VRゴーグルを使わない人に見せるための技術を説明したもの。非装着者が同技術の適用された

    SIE、ゴーグルなしでVR空間を外から“のぞく”技術を特許出願--スマホでVR体験を共有
  • VR活用医療ソリューションのVRHealthがOculusと連携、最新のヘルス/ウェルネスサービス発表

    ユーザーは、VRHealthの健康促進アプリ(同社のサイトで購入可能)を利用し、首の運動や記憶力トレーニングなどを、各アプリの指示に従って実行できる。その際に、反応速度や動きの滑らかさなど、ユーザーのスコアに関するデータが収集される。ユーザーはVRHealthのサイトにある自分のポータルページにアクセスし、進捗度を確認したり、自分のスコアを同じ年齢層の他のユーザーと比較したりできるという。 米国では、すでに30を超える病院や医療センターで、「Oculus Rift」をVR端末として使うVRHealthのプラットフォームが採用されている。VRHealthからは15種類近くのアプリがリリースされており、それぞれがゲームのようなシナリオや、リラックスできる映像を提供する。例えば、「Google Earth」を使って世界の名所をバーチャル旅行するといったアプリが挙げられる。これらのアプリは、化学療

    VR活用医療ソリューションのVRHealthがOculusと連携、最新のヘルス/ウェルネスサービス発表
  • 「楽天ビック」始動--ECと実店舗の連携を強化、独自商品の共同開発も

    楽天とビックカメラは4月11日、家電領域における新サービスを共同で開始し、「楽天市場」内にECサイト「楽天ビック」を開設。ビックカメラの実店舗とも連携し、オンラインとオフラインの垣根を越えたサービスを展開する。 (左から)楽天執行役員楽天市場事業長の矢澤俊介氏、同社代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏、ビックカメラ代表取締役社長の宮嶋宏幸氏、同社常務執行役員EC事業部長の秋保徹氏 今回の連携は、楽天の持つECの知見や約9500万ID数にのぼる楽天会員を中心とした顧客基盤と「楽天スーパーポイント」を軸とした楽天経済圏、ビックカメラの持つ商品力・価格競争力や全国40の実店舗、配送網、アフター対応などの強みをを融合したもの。ビックカメラでは、以前より楽天市場に出店していたが、オンラインとオフラインでの相互送客、物流面、商品開発にいたるまで連携を強化する。なお、楽天では2018年1月にも、ウォルマ

    「楽天ビック」始動--ECと実店舗の連携を強化、独自商品の共同開発も
  • ソニー、VR空間でプレーヤの指まで再現する手袋型コントローラ--特許を取得

    仮想現実(VRゲームVR空間で何らかのアクションをする際、手にしたコントローラのボタン操作を要求されると、ゲームの場面によっては興ざめだ。VR空間にプレーヤの手が現れ、ゲーム内のコンソールをその手で扱えたりすると、没入感が損なわれずに済む。 そこで、ソニー傘下のSony Interactive Entertainment(SIE)はVR空間でユーザーの指の形まで再現する技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間5月30日に「MAGNETIC TRACKING OF GLOVE FINGERTIPS WITH PERIPHERAL DEVICES」(特許番号「US 9,665,174 B2」)として登録された。出願日は2015年4月15日、公開日は2016年8月25日(公開特許番号「US 2016/0246370 A1」)。 この特許は、ユーザーがVR

    ソニー、VR空間でプレーヤの指まで再現する手袋型コントローラ--特許を取得
  • サン電子、ARスマートグラス「AceReal One」を開発--業務ソリューション公開へ

    サン電子は、フィールド業務支援に最適化したAR(Augmented Reality:拡張現実)スマートグラス「AceReal One(エースリアル・ワン)」を開発。12月22日、2018年1月17〜19日に東京ビッグサイトで開催される「第4回ウェアラブルEXPO」において、業務ソリューション「AceReal」を出展する。 AceReal Oneを使用し、空間認識SLAM(Simultaneous Localization and Mapping:自己位置推定と環境地図作成の同時実行)技術を活用したメンテナンス業務のデモンストレーションを実施するという。 AceRealは、同社が開発しているAceReal Oneとクラウド型業務支援アプリケーション「AceReal Apps」、ソフトウェア開発キット「AceReal SDK」をワンストップで提供するトータルソリューション。 AceReal O

  • 「Apple Watch」で心拍リズムの異常を検出--アップルの「Heart Study」アプリ

    Appleは米国時間11月30日、「Heart Study」アプリを米国でリリースした。「Apple Watch」の心拍センサを使用して、ユーザーの心拍リズムに関するデータを収集し、心房細動(AFib)の疑いがある場合は通知する。 この技術は、必ず症状が現れるとは限らない病状を検出する上で、重要なものとなる可能性がある。 米疾病管理予防センター(CDC)によると、米国では心房細動が原因で約75万人が入院し、毎年13万人が死亡しているという。 「Apple Watch」のセンサは、1秒間に数百回点滅する緑色のLEDライトを使って、心拍数と心拍リズムを算定する。感光性があるフォトダイオードが、手首の血管を流れる血液の量を検知する。続いて、センサが手首の4カ所から信号を収集すると、Apple Watchがソフトウェアアルゴリズムを利用して、他の「ノイズ」から心拍リズムを分離できる。この方法で、「

    「Apple Watch」で心拍リズムの異常を検出--アップルの「Heart Study」アプリ
  • アップル、早ければ2018年にも独自の「iPhone」電源管理チップを製造開始か

    Nikkei Asian Reviewの報道によると、Appleは早ければ2018年にも独自の「iPhone」電源管理チップを製造する可能性があるという。Appleは現在、サプライヤーであるDialog Semiconductorのチップを利用している。電源管理チップは、iPhoneを正常に充電し、エネルギーを過剰に消費しないようにするのに重要な役割を果たす。 Nikkeiの匿名情報筋の1人によると、Appleは2018年に約半分のチップを置き換える可能性があるという。別の情報筋は、その変更は2019年に延期されるかもしれない、と述べた。Appleが開発中とされるプロセッサは「業界で最も高度なものになる」見通しであり、Apple製デバイスのパフォーマンスを向上させ、なおかつ電力消費も軽減するだろう、とNikkeiは報じている。 Nikkeiによると、電源管理チップは、デバイスの頭脳として働

    アップル、早ければ2018年にも独自の「iPhone」電源管理チップを製造開始か
  • インテル、遠隔医療用の新IoTプラットフォーム「Intel HAP」を発表

    Intelは、医療分野でIoTビジネスを拡大する機会を見出したようだ。同社は米国時間10月19日、遠隔医療をより容易にするためにサプライチェーン企業のFlexと共同で開発した、新しいソフトウェアプラットフォームと関連のハードウェアを発表した。 Intelが発表した「Intel Health Application Platform(Intel HAP)」プラットフォームは、退院した患者を支援するためにスマートフォンやタブレットが使われることが多い遠隔医療サービス向けに開発された。このプラットフォームとエッジデバイスを利用すれば、一般消費者向けデバイスでは対応できないセキュリティ上の懸念などの問題に対応できるとIntelは説明している。 遠隔医療サービス市場が拡大していた5年前、「タブレットは(利用可能なツールとして)登場し始めたばかりで、非常に魅力的だった」と、IntelでヘルスケアIoT

    インテル、遠隔医療用の新IoTプラットフォーム「Intel HAP」を発表
  • グリーとJAXA、VRやAR分野で相互連携--人工衛星データ活用のコンテンツ開発で

    グリーと国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月25日、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)分野において、コンテンツの共同制作などを目的とした連携協力に関する覚書を締結したと発表した。VRやAR分野における人工衛星データの活用を開拓するためとしている。 第1弾として、全球降水観測計画「GPM」で観測された降水データを架空の街で体験できるコンテンツ「世界一の雨降り体験VR」を開発。9月30日に開催される筑波宇宙センター特別公開ならびに、10月11~13日に開催される「Japan VR Summit 3」にて展示を予定している。 今後はVRやAR分野における人工衛星データ利用の拡大、VRやAR市場の拡大や開発者育成を目的としたハッカソンの開催なども検討していくとしている。

    グリーとJAXA、VRやAR分野で相互連携--人工衛星データ活用のコンテンツ開発で
    arawahitsuji
    arawahitsuji 2017/09/26
    うーむw
  • アップル、スマホを使うVRヘッドセットで特許を取得--ホルダーと連携も

    仮想現実(VR)対応のビデオやゲームを楽しむのに欠かせないVRゴーグル。格的な「Microsoft HoloLens」「HTC Vive」「Oculus Rift」などの画面搭載型だけでなく、手軽に導入できるSamsung Electronicsの「Gear VR」やGoogleの「Daydream View」「Cardboard」のような、スマートフォンの画面を流用するスクリーンレス型もある。 スクリーンレス型のVRゴーグルなど珍しくもないが、Appleはここに来てスマートフォンを利用するVRゴーグルの技術で特許を取得した。米国特許商標庁(USPTO)によると、米国時間8月29日に登録された「HEAD-MOUNTED DISPLAY APPARATUS FOR RETAINING A PORTABLE ELECTRONIC DEVICE WITH DISPLAY」(特許番号「US 9,

    アップル、スマホを使うVRヘッドセットで特許を取得--ホルダーと連携も
  • 「HTC Vive」大幅値下げ、商機は消費者より企業にあり

    HTCが、仮想現実(VR)システム「Vive」の価格を200ドル引き下げた。Facebookによる「Oculus Rift」の値下げに追従する動きだ。 HTCはブログ記事で、Viveシステムの価格を599ドルとすることを発表した。このバンドルには、ヘッドセット、センサ、モーションコントローラが含まれる。Oculusは7月、Riftと「Touch」を期間限定で399ドルで販売するとしていた。OculusとHTCはともに、ソニーの「PlayStation VR」を追う立場にある。399ドルのPlayStation VRはこれまでに、100万台以上を売り上げている。 民生市場を見るならば、HTCの価格引き下げにあまり効果はないと論じることはたやすい。しかしHTCによると、Viveハードウェアには、エンタープライズパートナーとしてIntel、UPS、Volkswagen、Salesforceが名を

    「HTC Vive」大幅値下げ、商機は消費者より企業にあり
  • ソニー、ディープラーニングの開発環境「Neural Network Console」を公開

    ソニーは8月17日、ディープラーニング(深層学習)のプログラムを生成できる統合開発環境「コンソールソフトウェア:Neural Network Console」の無償提供を開始したと発表した。 これによりプログラムエンジニアやデザイナーは、ニューラルネットワークの設計、学習、評価などを効率的に行いながらディープラーニングのプログラムを開発し、各種製品やサービスに搭載できるようになるとしている。今回公開されたコンソールソフトウェアでは、GUIで、ニューラルネットワーク構造を視覚で確認しながら設計、学習、評価が可能。 豊富なレイヤーが用意されるほか、ドラッグ&ドロップによるニューラルネットワークの編集に対応。さらに、ネットワーク設計の完了後、ボタン1つで高速な学習が開始されるという。学習の進捗状況や性能については、画面上でリアルタイムに確認可能。 学習した何十種類ものニューラルネットワークを履歴

    ソニー、ディープラーニングの開発環境「Neural Network Console」を公開
  • 次期「iPhone」と「Apple Watch」、9月に同時発表か

    Appleが、9月に開催されるとみられる「iPhone」のイベントで、「iPhone 8」「iPhone 7S」「iPhone 7S Plus」と同時に第3世代の「Apple Watch」を発表する可能性があると、CNBCが報じた。CNBCによると、次期Apple Watchには携帯電話回線に接続する機能も搭載されるという。そうなれば、ユーザーは自分のiPhoneが近くにない場所でも、電話やテキストメッセージを利用したり、ストリーミングで音楽を聴いたりできるだろう。

    次期「iPhone」と「Apple Watch」、9月に同時発表か
  • ソニーと共同通信デジタル、バーチャルアナウンサー「沢村碧」を商用サービス化

    ソニーと共同通信デジタルは8月3日、文字情報を音声に変換し、バーチャルアナウンサー「沢村碧」(さわむらみどり)が自動で読み上げるという、情報読み上げ動画作成システム「アバターエージェントサービス」の提供を開始すると発表した。 これはテキスト原稿と素材画像を用意し、文字情報を入力すると音声合成エンジンによって自然な発話に変換。それと同時にCGキャラクターが生成され、連動した形で表現を行う映像と音声コンテンツが作成できるというもの。用途としてはデジタルサイネージやテレビ、ラジオ、ウェブ、スマホアプリなどにおいて、ニュースや天気予報、インフォメーションの提供を想定している。 バーチャルアナウンサーの沢村碧のデザインは、アニメ「ソードアート・オンライン」などを手がけた足立慎吾氏、音声合成エンジンで使用する音声データは、「ドキドキ!プリキュア」の菱川六花(キュアダイヤモンド)役などで知られる声優の寿

    ソニーと共同通信デジタル、バーチャルアナウンサー「沢村碧」を商用サービス化
  • アップル、運動のペースに合わせて音楽のテンポを変える技術--公開特許に

    ランニングや水泳、エアロビクスといったエクササイズをする場合、適切なペースを保つと飽きずに続けられる。目標ペースと一致するテンポの音楽を再生しながらトレーニングする方法はあるものの、テンポ基準で選んだ曲が陰気だと運動効果が落ちてしまいそう。メトロノームならテンポは自由に変えられるが、単調な電子音は味気なく、気分が盛り上がらない。 こうしたトレーニングを楽しく効果的に実行できるよう、Appleは運動のペースに合わせたテンポで音楽再生する技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間6月22日に「MUSIC SYNCHRONIZATION ARRANGEMENT」(公開特許番号「US 2017/0177295 A1」)として公開された。出願日は2015年12月21日。 この特許は、ランニングの際などでも身に着けておける携帯型デバイスにおいて、再生する音楽のテンポを

    アップル、運動のペースに合わせて音楽のテンポを変える技術--公開特許に
  • 「スイッチは使わなくなった」--引っ越して半年の住民が話すIoTスマートハウスの住み心地

    スマホを使って鍵が開き、「ただいま」と声をかけると灯りがつく。出掛けには午後からの雨に備え、傘を持っていくようにアラートを出してくれる――そんな便利な暮らしをIoT機器を導入することですでに体験している人たちがいる。2016年12月に新居に引っ越しした日高(漢字ははしご高)さんもその1人だ。「当初はIoTって何?という感じだった」という日高さんに導入のきっかけから、日々の暮らしまでを聞いた。 日高さんが暮らすのは、築37年のマンションだ。2016年の購入時にリノベーションを実施。3DKだった間取りを1LDKに変更し、その際にIoT機器を取り入れてスマートハウスにした。 使用しているのは、スマートキーの「Qrio」、コミュニケーションロボットの「BOCCO」、IoT照明の「Hue」、ロボット掃除機の「ルンバ」。それらをリノベるが提供する統括アプリ「Connectly App」からコントロール

    「スイッチは使わなくなった」--引っ越して半年の住民が話すIoTスマートハウスの住み心地
    arawahitsuji
    arawahitsuji 2017/06/19
    おしゃれー
  • アップルはWWDCで何を発表?大本命から大穴まで15の予想

    Appleの年次開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC) 2017」が米国時間6月5日から、カリフォルニア州サンノゼのマッケナリー・コンベンションセンターで開催される。当初の予想に反して、会場は現在同社が準備中の新キャンパス「Apple Park」ではない。予想といえば、記事では、来週のイベントでの発表内容について専門家らが予想していることを見ていきたい。 WWDCは開発者とコーディングに関するものだとされているが、Appleはここ数年、このイベントをそれ以外の発表の場に使ってきた。2015年には「Apple Music」を発表した。2013年は「Mac Pro」(円筒型がごみ入れにも例えられて話題になった)を、Philip Schiller氏が"Can't innovate anymore, my ass!"(これ以上ないほど革新的なんだよ

    アップルはWWDCで何を発表?大本命から大穴まで15の予想
  • ソニー、100kmの遠距離通信ができる独自のIoT向けネットワークを開発

    ソニーは4月27日、遠距離や高速移動中でも安定的な無線通信を実現できる新たなIoT向けのネットワーク技術(LPWA:Low Power Wide Area)を開発したと発表した。 今回開発したLPWAネットワーク技術は、光ディスクに使われている誤り訂正などのデジタル信号処理技術や、テレビチューナーなどに搭載されている高周波アナログ回路技術、低消費電力のLSI回路技術など、同社が長年培ってきたノウハウを応用しているという。 同技術を使った通信実験では、山の上や海上など障害物が無い環境では100km以上の遠距離通信に成功したほか、時速100km/hの高速移動中でも安定的に通信できることを確認したという。 同技術の送信モジュールは、0.4秒の短時間に、新開発の高性能誤り訂正符号と、伝送路を推定するために必要なパイロット信号が埋め込まれたパケットを複数回送信。受信機は複数回にわたり送信されたパケッ

    ソニー、100kmの遠距離通信ができる独自のIoT向けネットワークを開発
  • サムスン、「Galaxy S8」のバッテリをソニーからも調達か

    The Wall Street Journal(WSJ)による米国時間2月17日の報道によると、サムスンは、2017年の主力スマートフォン向けバッテリを調達する現行のサプライヤー陣に、よく知られた名前を追加するという。それはソニーだ。 ソニーは、サムスンの「Galaxy S8」に搭載されるリチウムイオンバッテリを供給する3番目の企業になると、WSJはこの件に詳しい情報筋の話として伝えた。ソニーへの発注は、他のサプライヤー2社(Samsung SDIとAmperex Technology)への発注と比べて小規模なものになると報じられている。 厳密に言うとソニーはモバイル市場でサムスンのライバルだが、複数のスマートフォンメーカーに高品質の部品を供給している。特によく知られたケースとして、ソニーはAppleが「iPhone」に採用したカメラ技術の一部を提供しており、このカメラは高い評価を受けてい

    サムスン、「Galaxy S8」のバッテリをソニーからも調達か