【読売新聞】 政府は、年末までに検討中の「ミサイル阻止」の新たな方針の一環として、敵ミサイルの射程圏外から攻撃できる長射程巡航ミサイル(スタンド・オフ・ミサイル)を新たに開発する方針を固めた。地対艦ミサイルを改良し、艦艇や航空機から
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政府が地上配備型迎撃システム「イージス・アショア(地上イージス)」の代替策としてイージス艦を新造する方針を固めたのは、当初想定した弾道ミサイル防衛(BMD)能力にとどまらず、巡航ミサイルをはじめ多様な脅威に対応できる能力を保有すれば防衛力の底上げにつながると判断したためだ。今年6月に地上イージスの配備断念が発表されて以降、さまざまな案が浮かんでは消えたが、イージス艦新造を求める自民党の声も代替策の絞り込みに影響した。 【イラストでみる】配備を断念した地上型イージス 政府は9月24日に自民党の関係部会で地上イージスの代替策として、(1)商船型(2)護衛艦型(3)移動式の海洋掘削装置(リグ)型-の「洋上案」を示した。このうち商船型や護衛艦型ではBMDに特化した「専用艦」の構想も浮上。地上イージスがBMD向けの装備だったことを受けたものだ。 これに「待った」をかけたのが自民党国防議員連盟だ。海洋
離島防衛などで敵の脅威圏外からの対処を可能にする「スタンド・オフ・ミサイル」と位置付ける射程約500キロのミサイルを、防衛省が2022年3月までに取得することが分かった。 【写真】防衛力設備で導入予定・検討中の長射程ミサイル 中期防衛力整備計画(19~23年度)に基づくもので、自衛隊の現有火力では最も長射程になるとみられる。航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aに搭載される。 政府は陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画断念を機に、弾道ミサイルによる攻撃を阻止するために、他国の領域を標的にする「敵基地攻撃能力」の保有を含めた抑止力の議論を本格化させている。同能力保有に踏み切れば、相手国内の固定レーダーサイトや、ミサイル関連施設をたたく兵器として、転用される可能性もある。 防衛省などによると、取得するのは、ノルウェー製の対地・対艦ミサイル「JSM」。開発が完了し、2
昨年12月に創設された米宇宙軍トップのジョン・レイモンド宇宙作戦部長が朝日新聞のインタビューに応じ、「宇宙はもはや平和的空間ではなく、戦闘領域になった」との認識を示した。具体的には、中国やロシアが宇宙の軍事利用を進めていると牽制(けんせい)したうえで、「同盟国と協力し、攻撃や無責任な行動の抑止に努める」として、日本などとの連携強化に期待を込めた。米宇宙軍トップが日本メディアの取材に応じるのは初めて。 【写真】5月15日、ホワイトハウスで米宇宙軍の旗を示され、手を向けるトランプ米大統領(右)=ロイター 米国はこれまでも、中ロが宇宙空間の位置づけを変えていると主張してきた。ただ、米国も宇宙空間を積極的に軍事利用し、軍事衛星の情報や通信に頼っている。レイモンド氏の発言は米国として立場の正当性を訴える内容だが、宇宙空間が軍拡競争に突入する危険も示唆したといえる。 レイモンド氏はインタビューで、中国
北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、北朝鮮・開城工業団地内にある南北共同連絡事務所の庁舎を16日午後2時50分ごろ爆破したと発表した。同事務所は2018年4月の南北首脳会談での「板門店宣言」に基づき、同年9月に開所した。爆破前と後の南北共同連絡事務所(朝鮮中央通信のホームページから)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫ 【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は16日、北朝鮮が開城にある南北共同連絡事務所の庁舎を同日午後2時49分に爆破したと明らかにした。 南北共同連絡事務所は2018年4月の南北首脳会談での「板門店宣言」に基づき、同年9月に開城工業団地内に開所した。 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長は13日の談話で、「遠からず北南(南北)共同連絡事務所が跡形もなく崩れる光景を目にするだろう」と建物の爆破を予告しており、それから3
河野防衛大臣は、新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の山口県と秋田県への配備計画を停止する考えを表明しました。これにより日本のミサイル防衛計画の抜本的な見直しが迫られることになります。 このうち、山口県の演習場への配備について、河野防衛大臣は15日夕方、記者団に対し、迎撃ミサイルを発射する際に使う「ブースター」と呼ばれる推進補助装置を、演習場内に落下させると説明していたものの、確実に落下させるためには、ソフトウェアの改修だけでは不十分だと分かったことを明らかにしました。 そのうえで「ソフトに加えて、ハードの改修が必要になってくることが明確になった。これまで、イージスアショアで使うミサイルの開発に、日本側が1100億円、アメリカ側も同額以上を負担し、12年の歳月がかかった。新しいミサイルを開発するとなると、同じような期間、コストがかかることになろうかと思う」と述べました。 そして「
なぜ日本ダービーで2番人気のスキルヴィングがレース直後に急性心不全で死亡するショッキングな悲劇が起こったのか?
香港(CNN) 米海軍太平洋艦隊は22日、飛行中の航空機も破壊出来る高エネルギー性能の新たなレーザー兵器の実験を艦船が実施し、成功したとの声明を発表した。 この兵器システムの初めての実験とする画像や映像も公開。ドック型水陸両用輸送船「ポートランド」の甲板上にある兵器で空中の小型無人飛行機(ドローン)を無力化する様子などが収められた。無人機が燃えているような映像もあった。 実験した詳しい海域には触れなかったが、太平洋上で今月16日に実施したことは明らかにした。 この兵器の性能は明かしていない。ただ、英シンクタンク「国際戦略研究所」は2018年の報告書で、出力は150キロワットとしていた。 ポートランドの艦長は声明で、海上での無人機や小型航空機に対する実験により「我々は潜在的な脅威に対抗し得るこの兵器の貴重な情報を得られるだろう」と説明。新たな先端的な能力を踏まえ、米海軍のための海上戦闘の再定
河野太郎防衛相は28日午前の記者会見で、米国防総省が未確認飛行物体(UFO)のような円盤状の飛行物体を記録した映像を公開したことに関連し、自衛隊がUFOに遭遇した際に備えて「(対応の)手順をしっかり定めたい」と述べた。 【写真】米軍「UFO」撮影に成功か!? 河野氏は「正直に言うと、私はUFOを信じてはいない」と前置きし、映像公開について「米国から真意や分析を聞きたい」と語った。また、自衛隊機のパイロットがUFOに遭遇したことは「ないと聞いている」と述べる一方、万が一遭遇した際の映像の撮影や報告の段取りについて航空自衛隊をはじめとする各自衛隊に検討を求めた。 米国防総省が公開したのは海軍が撮影した「謎の空中現象」とする3種類の映像で、同省は「映像に残された現象の正体は分からないままだ」としている。
【ワシントン時事】米国防総省は27日、海軍機パイロットが不審な飛行物体を撮影した映像3本を公開した。 【写真特集】世界と日本の超常現象 過去にメディアに流出し、未確認飛行物体(UFO)の可能性があると波紋を広げていた映像だが、同省が公式に開示したのは初めて。 3本のうち1本は2004年11月、残る2本は15年1月に撮影された。いずれも白黒の映像で、30~75秒ほどの長さ。物体が海上を高速で飛んだり、空中で回転したりする様子が撮影されている。 国防総省は声明で「過去に流出した映像の真偽や、映像に続きがあるのかなどの臆測を取り除くために公開に踏み切った」と説明。問題の物体については「依然として正体不明のままだ」と結論付けた。 ニューヨーク・タイムズ紙によると、国防総省は07~12年、「先進航空宇宙脅威識別計画」と名付けた事業で、UFOと疑われる映像などを分析していた。
韓国軍は、北朝鮮が9日朝、日本海に向けて少なくとも3発の飛しょう体を発射したと発表しました。韓国軍は、北朝鮮軍の訓練の一環とみて、詳しい分析を進めています。 飛行距離は最大でおよそ200キロ、高度は最高でおよそ50キロとみられるということです。 北朝鮮は、1週間前の今月2日にも短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体を発射していて、ことしに入ってから北朝鮮による発射が確認されたのはこれが2回目です。 1週間前には、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が長距離砲兵の訓練を視察したと北朝鮮の国営メディアが伝えていて、韓国軍は、9日の発射も訓練の一環とみて、詳しい分析を進めています。 北朝鮮は先週、キム・ジョンウン委員長の妹、キム・ヨジョン(金与正)氏が異例の談話を出して、韓国がアメリカとの合同軍事演習を中止しないことを強く非難した一方、キム委員長がムン・ジェイン(文在寅)大統領に宛てて、新
有事の際、最前線に投入される空挺部隊の訓練を積んできた陸上自衛隊の橋場麗奈3曹(31)が4日、女性として初めて、習志野駐屯地(千葉県船橋市)で約100人の男性隊員と共に養成課程の修了式を迎えた。16日付で同駐屯地を拠点とする精鋭部隊・第1空挺団に配属される。第1空挺団は、陸自唯一の空挺部隊。上空300メートル以上の高さから敵前にパラシュートで飛び降り、作戦に当
航空母艦、いわゆる空母の飛行甲板は、数百人もの派手な色合いの衣服に身をつつんだ「レインボーギャング」が仕切っています。といっても、彼らは甲板の上を占拠している不届き者ではありません。むしろ彼らがいないと効率的な艦載機の運用は難しくなります。 【写真】色とりどり 目立ってナンボの甲板作業 そもそも空母は、固定翼機の運用が可能とはいえ、陸上の航空基地と比べると非常に小さく、航空機の取り回しには制限が付きまといます。そこで甲板作業員は手際よく動くことが求められます。 ただし、彼らが作業を行う飛行甲板は、航空機が行き交い、小さなミスが負傷や死亡事故につながる危険な場所です。そこで航空機や離れた場所からでも視認することができるよう、事故防止の観点から彼らはそのような目立つ格好をしているのです。 しかし、事故防止のためだけにそのような格好をしているわけではありません。もうひとつの理由は、ひと目で乗員の
アメリカのトランプ大統領は、イランがイラクに駐留するアメリカ軍の拠点を攻撃したことを受けて国民向けに演説し、アメリカ人兵士らに死傷者はいなかったと強調しました。そのうえでイランによるさらなる攻撃の可能性は低いという認識を示すとともに、反撃に言及せず、事態のエスカレートは避けたい考えを明確にしました。 これを受けてトランプ大統領はホワイトハウスで8日午前11時半、日本時間の9日午前1時半ごろ国民向けに演説しました。 このなかでトランプ大統領は今回の攻撃でアメリカ人兵士らに死傷者はいなかったと明らかにし、「アメリカ軍の兵士はみな安全な状況にある。軍の拠点への損害は最小の規模で済んだ」と強調しました。 そして「イランは今のところ矛を収めているようだ。それはすべての関係者にとっても世界にとってもよいことだ」と述べ、イランがさらなる攻撃をする可能性は現時点では低いという認識を示しました。 そのうえで
イランからイラクのアサド空軍基地に向けて発射されたロケット弾とされるもの。国営イラン放送が放映した動画より(2020年1月8日取得)。(c)AFP PHOTO / Islamic Republic of Iran Broadcasting 【1月8日 AFP】(写真追加、更新)イランは8日、米軍が駐留するイラクの2か所の基地にミサイル攻撃を実施した。イラン、米両当局が明らかにした。 動画:イラン、米軍駐留のイラク基地にミサイル攻撃 発射時の映像 イラクでは先週、首都バグダッドの国際空港で、イラン革命防衛隊(IRGC)の精鋭部隊「コッズ部隊(Quds Force)」のガセム・ソレイマニ(Qasem Soleimani)司令官が米軍の無人機攻撃に遭い、死亡した。これに対し報復を誓ったイランの初めての攻撃となる。 治安筋はAFPに対し、外国部隊が駐留するイラク最大規模の軍事基地、アサド(Al-A
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