7月15日サヨナラ勝ちでオールスター前を首位でターンすることに成功したDeNAは、そのわずか約1カ月後の8月26日に最下位へ転落した。 オールスターブレイク時に今年のセリーグはほとんどゲーム差がなかったとはいえ、オールスター前に首位だったチームが最下位に転落するのは、長い日本プロ野球史上でも初だったと言う。 オールスター終了後、37試合を13勝24敗と大きく負け越しているが、投打の成績を見返すと非常に苦しい成績となっているのがわかる。 チームが非常に好調だった交流戦までとオールスター前、そしてオールスター後に限った投打の成績はこの表のようになっている。 交流戦まではチームの1試合当たりの得点と失点の差は0.21点とプラスだったのが、一気に悪化した。 それでも交流戦では、DeNA以外のセリーグ他球団も不調に終わったチームが多かったこともあり、何とかオールスター時には5割首位ターンと