アメリカ南部に甚大な被害を及ぼしたハリケーン「カトリーナ(Katrina)」や、日本列島を縦断して全国的に大雨をもたらした台風14号「ナービー」など、災害につながることの多い熱帯低気圧には固有名が付けられ、天気図にも名称が記載され国際的に通用します。発見者に命名権がある小惑星と違って熱帯低気圧の名称はあらかじめ決められた表に従って発生順に命名されるので、自分の名前が天気図に載るのは日本では八木さんくらいかもしれませんが、ドイツでは低気圧や高気圧の命名プログラムが実施されており高気圧・低気圧に好きな名前を付けることができます。 2004年10月 ~申し込み~ この命名プログラムWetterpateはベルリン自由大学(Freie Universitat Berlin)の気象研究所が実施しているもので、ネーミングライツの公募で得られた収益は気象観測の費用に充てられます(地点コード10381、国際