喉輪落とし、オレが田上、秩父セメント! 食えたことも、食えなかったこともレスラーを作る。 新弟子時代から現在までの食にまつわる話を、さまざまなプロレスラーにうかがう連載企画「レスラーめし」。 18歳で角界入りし、玉麒麟安正(たまきりんやすまさ)のしこ名で活躍。その後、全日本プロレスに入団した田上明さん。 ジャンボ鶴田とのタッグで一躍成長し、世界タッグ王者を獲るなど躍進し団体のトップに食い込むように。 そして川田利明と聖鬼軍を結成、三沢光晴・小橋建太らとぶつかり合い「四天王プロレス」という至高のプロレスを作り上げたことは言うまでもありません。 (写真提供・田上明さん) 1996年にはチャンピオン・カーニバル、三冠ヘビー級王座、世界タッグ王座、世界最強タッグ決定リーグ戦すべてを奪取するグランドスラムの快挙を果たし、四天王の中ではもっとも早く三沢さんを破って三冠ベルトを巻くなど、数々の記録も残し