松村北斗 音楽活動と並行して次に向かいたいです 受賞の感想をお聞かせください。 ありがとうございます。うれしいです。雉真稔は登場期間よりも回想シーンの方が多かったのに、“印象深かった”“ハマり役”と言っていただけ、ありがたい限りです。 稔の「どこの国とも自由に行き来できる。どこの国の音楽でも自由に聴ける。自由に演奏できる―」というセリフが、物語終盤までみんなの原動力になっていたことには驚きました。 撮影中はセリフを覚え、稔の気持ちを考えることに必死だったので、「こんなに重要なセリフだったの!?」と後で思いました(笑)。現場では安子ちゃん役の上白石萌音さんに引っ張っていただきました。上白石さんのお芝居を受けて動くとき、彼女が言ったセリフに返すときが一番気持ち良くできたので。 今作は5部門も受賞したそうで、すごいですね。でも、だからこそ怖いなとも思いました。僕自身は出演前後でそんなに変わってい