京急電鉄では唯一、京急川崎駅のホームに設置され、「パタパタ」と音を立てて次の電車の行き先などが切り替わるレトロな案内表示板が、来月姿を消すことになりました。 次の電車の行き先や発車時刻などが書かれた板が音を立てて切り替わり、鉄道ファンからは「パタパタ」という愛称で親しまれている案内表示板は、時代とともに多くがLED式のものにかわり、京急電鉄では京急川崎駅のホームだけに残っています。 京急電鉄は12日、最後に残った表示板も来月中に撤去すると発表し、駅のホームでは、利用客や鉄道ファンたちが切り替わる様子をスマートフォンで撮影し、別れを惜しんでいました。 21歳の大学生は「通学の際に毎日のようにこの表示板を見ていました。時代の流れでしかたないと思いますが、なくなるのは寂しいです」と話していました。 京急電鉄営業企画課の小林右京さんは「表示板を取り外さないでという声も寄せられていて、思っていた以上
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