お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局(主催:産経新聞社)が6月28日に東京・将棋会館で行われました。挑戦者の藤井聡太七段が渡辺明棋聖に先勝して迎えた第2局は、90手で藤井七段が勝利。連勝で初タイトル獲得まであと1勝としています。 先手番の渡辺棋聖の戦型選択は、第1局と同じく矢倉でした。第1局で敗れた戦型を改めてぶつけるところに気合いを感じます。 それに対し、後手の藤井七段は序盤から細かい工夫を見せます。それは5筋の歩を突かないというもの。従来の矢倉では、角を△3一角~△6四角と使うために△5四歩と突くのが当たり前でした。ところが藤井七段は早々に△3一角と引いたものの、一向に△5四歩と突きません。これでは角が使えないままです。素人目にはすぐには意味が分かりません。 渡辺棋聖は▲4六