日本将棋連盟と不動産大手ヒューリックは6日、新しい女流タイトル戦「ヒューリック杯白玲(はくれい)戦・女流順位戦」の創設を発表した。 女流棋界にはヒューリック杯清麗戦、マイナビ女子オープン、リコー杯女流王座戦、岡田美術館杯女流名人戦、女流王位戦、霧島酒造杯女流王将戦、大山名人杯倉敷藤花戦の7つのタイトル戦があるが、今回の「白玲戦」が加わり、8大タイトル戦となる。 優勝賞金は女流棋戦の過去最高から倍増以上となる1500万円(税別)。序列1位の女流棋界最高棋戦となる。女流棋戦では初めてタイトル戦で7番勝負を採用する。 「白玲戦」の棋戦名には「何色も拒まないような透き通る美しさ」という願いが込められた。タイトル獲得による称号は「白玲」。さらに予選は「女流順位戦」という独立した名称になり、白玲保持者を頂点として上位者からA級、B級、C級、D級に階級を分けて年度ごとに昇降級する制度を採用する。男性棋戦