J1北海道コンサドーレ札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督(63)が来季も指揮を執る方針であることが23日、分かった。複数のクラブ関係者によると、この日までに続投が基本路線となり、クラブ監督史上最長の5季目を迎えることが決定的となった。 今季は故障者も相次ぎ、23日時点で12位となっているが、初年度の18年にはクラブJ1史上最高4位。その後は2桁順位が続くが、現有戦力を駆使し、ルヴァン杯は3年連続8強入り。外国籍監督で昨季初めてJ1通算200勝も飾った手腕をクラブは高く評価する。 選手との信頼関係に加え、攻撃的なサッカーを根付かせた功績。札幌で戦いたいという若手選手も集まるようになり、4年間の実績は揺るがない。監督自身も「我々は若く、これからのチーム」と繰り返すように、成長を楽しみに指揮を執る意欲は十分だ。 今季は古巣・広島戦(26日、札幌ド)から残り9戦。上位浮上はもちろん、09~12年の