かつて、社台・メジロに比肩する大牧場だった西山牧場。 90年代後半、ちょうどセイウンスカイが世に出る直前に規模を大幅に縮小、所有する繁殖牝馬も250頭から50頭に減らし、自家種牡馬もほとんど売却することになった。 それでセイウンスカイの父シェリフズスターも、種牡馬を廃用されて売却。 セイウンスカイの活躍後に慌てて捜索されるものの、行方不明。まあ、あの頃の日本だと、成績不振の輸入種牡馬の「廃用」って、イコール屠殺だろうと思う。ファーディナンド事件より前のことだし。 で、巷で言うには(というかWikipediaにも書いてるような話として)、西山牧場の低迷とリストラ断行は、導入した種牡馬に失敗が続いたことが原因のひとつであると。 西山牧場は、たくさん繁殖牝馬を抱えて、自家繋養の種牡馬をつけて馬をたくさん出す方針だったそう。 スタッドの種牡馬をつけるには都度お金がかかるし、種牡馬と相手の肌馬を自己