2022年に行われるタイトル戦が佳境に入っています。まずは永瀬拓矢王座と豊島将之九段がぶつかり合った第70期王座戦五番勝負です。10月4日に行われた第4局は将棋ファンにとってお馴染みの神奈川県秦野市「元湯陣屋」で開催されました。 2人の対局と言えば第5期叡王戦での千日手の連続+“九番勝負”の長丁場になったり、今回は「えっ? 数時間でもう終盤のせめぎ合い??」という超光速展開になるなど、大激闘の印象が強いカードです(今回も第2局できっちりと?千日手局になりましたしね・笑)。その中で第4局は今シリーズ過去の対局と同じく角換わりの戦型でスピーディーに進むと、最後は永瀬王座が粘る豊島九段を振り切ってタイトル防衛。王座戦4連覇を果たしました。「軍曹」ファンの妻氏も「お強い~」と満足顔です。