先週から始まったサッカー女子W杯で、日本がザンビアに5-0で大勝したそうですが、とりあえずツール・ド・フランスの期間はこっちに集中して、また週明けにでもレポートする予定です。 さて第20ステージは、ヴォージュ山脈を駆け抜けて終盤は1級山岳プチ・バロン、そして同じく1級のプラツァー・ヴァーゼルを上りきった後、少し平坦が続いてゴールというほぼ頂上ゴールの最終決戦。 スタートからカンペナールツが逃げを仕掛けるなど動きはあったが、集団は固まったまま最初の2級山岳バロン・ダルザスに入り、頂上ではチッコーネがトップ通過。山岳ポイントで2位のフェリックス・ガルは総合上位狙いのようで、チッコーネと競り合わない。 次の2級山岳クロワ・ド・モワナで、先頭の6人とメイン集団の差がジリジリと広がり、そこに今期で引退を表明しているフランスのティポー・ピノが合流、遅れてマドゥアスやウランも入って10人のグループに。そ
アルプス山岳ステージ3連戦のラストは、今大会最後の頂上ゴール、サン・ジェルヴェ・モン・ブランが待ち構える長いステージ。 スタートから当然アタック合戦が続き、ようやく30kmを超えたあたりで20人以上の逃げ集団が形成、その中からさらにルツェンコとアラフィリップの2人が抜け出す。後方のメイン集団では、ユンボ・ヴィズマのファン・ホーイドンクが観客と接触、これで集団落車が発生して逃げ集団と差が広がる。 最初の1級山岳ラ・フォルクラ・ド・モンミンで2人とメイン集団との差は8分、追走集団からは山岳賞を争うチッコーネとパウレスが3位争い、チッコーネが制してポイントを10点差に詰める。下りでルツェンコとアラフィリップは追走集団に吸収され、38人の逃げに変わる。 2つ目の1級山岳ラ・クロワ・フライで、ハラーが単独で抜け出すも追走集団からチッコーネらがアタック、これでパウレスが遅れてしまう。頂上では結局チッコ
第13ステージから3日間続く山岳アルプスステージの第1弾は、フランス革命記念日に超級グラン・コロンビエール峠を上りきっての頂上ゴール。 スタートから逃げに乗りたいアタック合戦が延々と続き、スタートから約30km地点でようやく19名による逃げが決まる。メイン集団ではポガチャルのUAEエミレーツチームが牽引する展開。 そしてグラン・コロンビエール峠に先頭集団が差し掛かったところで、メイン集団との差は2分49秒。本気で追撃すれば追いつくタイム差だったが、相変わらずメイン集団ではUAEがコントロール。対照的にヴィンゲゴーのユンボ・ヴィズマはほとんどアシストが残っておらず、クスと2人だけでポガチャルをマークするのみ。 先頭ではフランス人ライダーのカンタン・パシェがアタック、アロルド・テハダとマキシム・ファンヒルス、ジェームズ・ショーの3人が追撃するが、差はジリジリと広がっていく。が、パシェのペースは
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