獲得標高差5400m、今大会で最も困難なクイーンステージとなった、アルプス・モンブランの山岳を駆け抜ける第17ステージ。 まずは山岳賞争いを繰り広げているチッコーネとパウレスが集団から飛び出し、後続も次々と追従するが、サイモン・イェーツやビルバオなら総合上位の選手が混じっているためメイン集団を牽引するユンボ・ヴィズマは逃げを許さず、全体がハイペースで展開する。この中で、何とポガチャルが集団の中で単独落車。すぐに復帰はしたが不吉な空気が漂い始める。 最初1級山岳セジー峠ではチッコーネがトップで通過、山岳10ポイントを加算。下りでチッコーネとアラフィリップがアタックを仕掛け、次の1級山岳コルメット・デ・ローゼレンドで追走集団が追いつき、メイン集団は根負けして少しペースダウン、ようやく34人の逃げが成立する。そして頂上ではチッコーネが先頭、その次の2級山岳コート・ド・ロンジュフォワでもトップ通過