神奈川県内で使用頻度が減った公共施設をテレワークなどの拠点として再活用する取り組みが広がっている。証明書の交付サービス導入や市町村合併で窓口業務が減る一方、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務や近距離移住に注目が集まっている。自治体は周辺の豊かな自然を含めてPRし、人を呼び込んで地域活性化につなげる狙いもある。小田原市は、みかん畑に囲まれ相模湾を見下ろす高台にある旧片浦支所をシェアオフィスやテレ
神奈川県内で使用頻度が減った公共施設をテレワークなどの拠点として再活用する取り組みが広がっている。証明書の交付サービス導入や市町村合併で窓口業務が減る一方、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務や近距離移住に注目が集まっている。自治体は周辺の豊かな自然を含めてPRし、人を呼び込んで地域活性化につなげる狙いもある。小田原市は、みかん畑に囲まれ相模湾を見下ろす高台にある旧片浦支所をシェアオフィスやテレ
南紀白浜空港(和歌山県白浜町)に隣接した「南紀白浜空港展望広場(空港公園)」に企業を誘致しようと、県は事業者の募集を始めた。誘致した企業に施設を建設、運営してもらい、保養地で働きながら休暇もとる「ワーケーション」の場や、ICT(情報通信技術)企業のオフィスなどさまざまなビジネス拠点にしたいとしている。 (張英壽) 空港公園は県有地で、空港から迂(う)回(かい)道路を通って約500メートルの距離にある。標高約110メートルで、空港一帯を一望できる。70台の駐車場が整備されているが、平日は駐車している車は少なく、有効活用しようと県が企業誘致を決めた。 約6千平方メートルの敷地のうち約2900平方メートルを事業用地として1社に貸し出し、企業側が施設を整備、運営。その施設に別のさまざまな業態の会社が入る。 借地期間は15年以上30年未満で、土地の賃借料は年額140万円以上。令和4年中の開業ができ、
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