4月2日、大阪府は613人の新型コロナ新規感染を発表した。5日からは「まん延防止等重点措置」が適用された。昨年から続く大阪のコロナ禍はここにきて、新たな局面に入った。 大阪のコロナ対策として記憶にあるのは、吉村知事の「イソジン騒動」だろう。吉村洋文知事と同じ「日本維新の会」の盟友、松井一郎市長も、感染者急増での医療用防護服(サージカルガウン)が足りない事態に対し、ひろく市民に「雨ガッパ」の供出を呼びかけていた。 昨年4月14日に記者会見で呼びかけられると、36万着もの合成樹脂製の雨ガッパが大阪市庁舎の玄関ホールに殺到した。企業や団体などからの提供もあったが、その多くは一般の個人からのものだった。 もちろん急場しのぎだったのだが、この松井市長の呼びかけは、実は無駄だった可能性があるという。 情報開示請求などを通し、行政の問題点を明らかにする通称『開示請求クラスタ』の一人、沙和(ツイッターアカ
バーチャルYouTuber、マシーナリーとも子による不定期コラム第32回(連載一覧)。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの「ウマ娘」、マシーナリーとも子も例にもれず遊んでいたようですが……本当にハマってない? 因子継承という概念がなかった ライター:マシーナリーとも子 徳で動くバーチャルYouTuber(サイボーグ)。「アイドルマスター シンデレラガールズ」の池袋晶葉ちゃんのファンやプロデューサーを増やして投票してもらうために2018年4月に活動開始。前世はプラモ雑誌の編集をしていたとも言われているが定かではない。現在は自分のグッズを売ったりライターやったりして糊口をしのいでいる。お仕事募集中。 YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/barzam154 wiki:https://wikiwiki.jp/mashitomo/ ポータルサイト:https://
WEBメディアの編集を通して現代の暮らしを見つめてきた青柳美帆子さんに、大塚英志著『「暮し」のファシズム』を書評していただきました。コロナ禍における「自粛」と戦時下の生活の共通点とは――。(PR誌「ちくま」2021年4月号より転載) 大塚英志の『「暮し」のファシズム』は、webちくまに緊急事態宣言下の2020年5月に掲載された特集「『ていねいな暮らし』の戦時下起源と『女文字』の男たち」をもとに、戦時下のプロパガンダによって作り上げられた「生活」をつまびらかにするスリリングな本だ。 1940年代前半、戦争に突き進んでいった日本は、「新体制運動」を開始。全面戦争が可能になる国家を作り上げるため、国民の生活を更新することを目指すようになった。 推し進められた戦時下プロパガンダには「男文字」と「女文字」があったと大塚は言う。戦争を知らない現代の私たちは、戦争の"前線"を直に描いたものを想起しがちだ
株価が約1.4倍まで上昇した 「ゲームのことはまったく知りませんでしたが、競馬を楽しむお客様の裾野が広がっているのは大変ありがたい。嬉しい限りです」 こう顔をほころばせるのは、東証一部上場企業「東京都競馬」の中西充社長だ。今年の2月以降、同社の株価が急騰し、投資家の間で大きな注目を集めている。 「大井競馬場の運営など競馬周辺事業を手がける同社の株価は、年初には4290円だったものが、3月16日には5920円と、約1・4倍まで上昇しました」(マーケットアナリストの藤本誠之氏) 同社の好業績を牽引しているのが、開発、運用をしているインターネット馬券発売システムだ。 「近年、ネット投票の売り上げ高は前年比約2割増で推移していましたが、コロナ禍で外出が難しくなったことによりネット投票にお客様が集中し、'20年12月期は6割増の約185億円となり、業績を大幅に押し上げました」(東京都競馬企画部) 「
新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が5日から適用された大阪。大阪府と大阪市は、職員や民間への委託による「見回り隊」を作り、約4万軒の飲食店を対象に感染対策が徹底されているかを確認する取り組みを始めました。 一方、対策の徹底を呼びかける側の「大阪市」では、市の職員が5人以上で会食し新型コロナに相次いで感染していたことが明らかになり、「大阪市」も職員の意識が問われる中でのスタートとなりました。 「見回り隊」初日は梅田の飲食店中心に 大阪市は4月5日から1か月間、「まん延防止等重点措置」が適用されます。 市内の飲食店などには▽営業時間の夜8時までの短縮や▽マスク会食の徹底▽アクリル板や二酸化炭素の濃度を測定するセンサーの設置などが求められています。 大阪府と大阪市の職員でつくる「見回り隊」は、初日の5日、大阪・梅田の飲食店を中心に巡回しました。 このうちJR大阪駅前の商業ビル内の居酒屋
「売り上げでもブランドイメージでも、コンビニ3社の中で圧倒的最下位と大変」「はっきりものを言う性格だからばりばりの日本の大企業に行くのはやめたほうがいいと、いろんな人に言われた」――。 3月24日。報道陣を前に、流通業界で”大注目の人物”がファミリーマート入社の経緯をあけっぴろげに語った。2020年10月にファミマの初代CMO(チーフ・マーケティング・オフィサ-)に就任した足立光氏だ。業界では「マーケティングのプロ」として広く知られている。 アメリカのプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の日本法人からキャリアを歩み始めた足立氏。日本マクドナルド在籍時には「夜マック」などのキャンペーンで集客を牽引し、異物混入問題で不振に陥った同社のV字回復に貢献した。直近は「ポケモンGO」などのゲームを開発・配信するナイアンティックのマーケティングも担った。 コンビニ業界はコロナ禍の影響で客足が鈍り苦戦
新人マンガ家に対して「流行りなんか気にしなくていい。自分が描きたいこと、好きなものを掘り下げて作品をつくろう」と訴えるマンガの教則本がある。週刊少年ジャンプ編集部・編の『描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方』(集英社)だ。 日本でもっとも売れているマンガ雑誌であり、アンケートの結果によって連載打ち切りを決めることで知られる「少年ジャンプ」が新人に伝えるメッセージが「ターゲット読者や流行りに合わせて売れるものを作ろう」ではなく「好きを貫け」とは、一体どういうことなのだろうか? 「週刊少年ジャンプ」副編集長の齊藤優氏と、「少年ジャンプ+」副編集長の籾山悠太氏に「ジャンプ」が求める作品像や今後の新人育成について訊いた。 (前編「『鬼滅の刃』『呪術廻戦』…「ジャンプ」だけが「圧倒的一人勝ち」しているワケ」はこちら) 「流行は気にするな」と作家に言う理由 ――「ジャン
「週刊少年ジャンプ」は日本でもっとも売れているマンガ雑誌であり、「少年ジャンプ+」はウェブ発でもっとも人気マンガを輩出していると言っていいウェブマンガ誌(マンガアプリ)である。 「ジャンプ」「ジャンプ+」が数あるマンガ媒体のなかでも特異なのは「新人の連載作品から大ヒットが連綿と生まれ続けている」ことにある。たとえば近年では、吾峠呼世晴『鬼滅の刃』や芥見下々『呪術廻戦』などがそうだ。 しかし常識的に考えれば、新人よりも経験のある作家と組んだ方が編集者も作品づくりはラクだろうし、売れる作品を作りやすいように思える。 にもかかわらず、「ジャンプ」はなぜ他誌と比べても圧倒的に新人に力を入れているのか? 有望な新人を発掘し、育成するために「ジャンプ」はどんなことをしているのか? 「ジャンプ」を最強たらしめる新人育成システムの全体像について、「ジャンプ」副編集長の齊藤優氏と、「ジャンプ+」副編集長の籾
携帯市場は3月30日、「スマホバッテリー劣化研究プロジェクト」に関する研究結果を発表した。同研究は、国立大学法人電気通信大学 iパワードエネルギー・システム研究センター横川研修室との産学連携プロジェクトであり、報道発表会には同研究室の横川慎二教授らも登壇した。 【訂正:2021年4月6日10時20分 初出時に、研究センター名に誤りがありました。おわびして訂正致します。】 バッテリー劣化で買い取り価格が下落する 携帯市場の粟津浜一社長は、昨今のコロナ禍において、カフェでテレワークをしたり、自宅で動画を視聴したりする時間が長くなるなど、バッテリーに負荷がかかる機会が増えていると指摘。端末のバッテリーが膨張しているなどの状態は、下取りに出す際の買い取り額を大幅に下げる要因になると指摘した。 粟津氏は、こうした事象による端末の価値損失額は、市場全体で推定4220億円にも上るという計算であり、無視で
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