国際宇宙ステーション(ISS)に約4か月間滞在した宇宙飛行士の大西卓哉さん(40)が25日、茨城県つくば市にある宇宙航空研究開発機構( JAXA ( ジャクサ ) )の施設で、無重力環境で衰えた体力を回復させるリハビリを公開した。 従来は米国で行われてきたが、JAXAでも態勢が整い、初めて一部が国内で実施された。 大西さんは20日に帰国した。25日はクッションの上でバランスを取ってボールを投げたり受けたりする運動などを披露。「90%まで体力が回復した。ISSで好きなことをしたツケを払っている」と苦笑いした。
テレビが備え付けられた賃貸大手「レオパレス21」(東京)の賃貸物件に短期滞在した際、NHKの受信料を支払わされたのは不当だとして、福岡市の男性がNHKに1か月分の受信料にあたる1310円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁(佐久間健吉裁判長)は27日、「受信料の支払い義務は貸主側にある」として、NHKに全額の支払いを命じる判決を言い渡した。 NHKは即日控訴した。 レオパレス21によると、同社のテレビ付き賃貸物件の入居者側の支払い義務を否定した判決は初めてという。同社は50万件以上のテレビ付き賃貸物件を扱うが、従来は入居者がNHKの受信料を支払っていた。 判決によると、男性は2015年10~11月、兵庫県内の同社の物件に約30日間滞在。10月下旬に訪れたNHKの委託業者に受信料の支払いを求められ、支払った。放送法は、NHKと受信契約を締結するのは「放送を受信できる設備の設置者」と規定しており、男
大勢の家族連れや鉄道ファンが訪れた梅小路蒸気機関車館の閉館セレモニー(30日午前、京都市下京区で)=伊東広路撮影 明治から昭和の蒸気機関車(SL)を展示する「梅小路(うめこうじ)蒸気機関車館」(京都市下京区)が30日、閉館した。 最終日は多くの鉄道ファンらでにぎわった。来春に新幹線などの展示を加えた「京都鉄道博物館」に生まれ変わり、SLや名物の転車台などは引き継がれる。 1972年にオープンした同館は、国内唯一のSL専門博物館として20両を展示し、43年間で約850万人が来館。閉館式典では、JR西日本の真鍋精志社長が「多くの方々に支えられて、ここまでやってこられた」とあいさつした。 京都市中京区の男性(69)は「SLを見ると、若い頃の旅の思い出がよみがえる。閉館は残念だが、新しい施設を心待ちにしています」と話した。
8日午後5時27分頃、JR山陽新幹線小倉駅(北九州市小倉北区)―博多駅(福岡市博多区)間で停電が発生した。 走行中の新大阪発鹿児島中央行き「さくら561号」(8両編成)の運転士が福岡県宮若市付近で衝撃音を聞いた直後、停電が起き、停車したという。乗客の女性1人がけがをした。約30分後に送電を再開し、博多駅に到着した561号の車体側面には、何かが当たったような損傷が確認された。 JR西日本によると、2号車左下側のカバーの一部(幅71センチ、高さ62センチ、重さ約6・5キロ)が外れており、車体にぶつかった後、架線に当たってショートし、停電を招いたとみている。カバーはアルミ製で、モーターやブレーキを守るために車両の下側を覆っていた。車両点検は2日に1回行っており、7日の点検では異常がなかった。外れた原因を調べている。 同社によると、561号には当時約500人が乗車し、ほぼ満席だったという。小倉駅を
14日午後8時5分頃、広島県三原市の広島空港で、韓国・仁川発広島行きアシアナ航空162便(エアバスA320型機、乗客74人、乗員8人)が着陸の際、滑走路を南側にはずれて止まった。 三原市消防本部によると、23人が負傷し、うち19人が病院に搬送された。ほとんどが軽傷とみられる。同空港は同20分から滑走路を閉鎖している。 国土交通省によると、機体は、東から西に向けて着陸後、滑走路(全長約3000メートル、幅60メートル)の中央部付近で左にはずれ、停止した。左回りに回転したとみられる。左翼のエンジンから先の部分が後方に折れ、エンジンも破損。胴体の最後部も損傷していた。 滑走路手前にあるフェンス状の無線アンテナ(高さ6・4メートル、幅40メートル)が破損しており、同省は、機体がこのアンテナに接触した可能性があるとみている。 乗客の証言では、着陸の10分ほど前に機体が揺れ始め、その後、高度が急に下が
関係者が拍手する中、最後の無線放送を終えた伊藤さん(手前)(31日午後11時30分、三重県志摩市で)=加藤学撮影 三重県内の漁協に所属するカツオ・マグロ漁船と、24時間体制で連絡を取り合っていた三重県漁業無線局(三重県志摩市)が31日で閉局した。 同日午後11時、伊藤恭市局長(61)が遠洋で操業する漁船に向け、モールス信号で「24時をもって三重県漁業無線局を閉局します。ありがとうございました」と打電。同11時半には同じ内容を無線で放送し、最後に「さよなら」と告げ、前身の浜島漁業無線局(1931年開局)を含めて84年の歴史に幕を下ろした。
31日午後3時50分頃、兵庫県姫路市広畑区東新町の山陽電鉄網干線夢前(ゆめさき)川駅で、止まる予定だった山陽網干発飾磨行きの普通電車(3両)が、アクセルレバーの不具合で減速できなくなった。 運転士は非常ブレーキをかけ、さらにパンタグラフを下げて電力の供給を遮断したが、電車は停止位置を約270メートル過ぎて止まった。乗客17人にけがはなかった。 このトラブルで、網干線は約8時間運転を見合わせ、60本が運休し、約3000人に影響した。山陽電鉄によると、電車は当時、時速約30キロで走っていたという。
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