首相に近い自民党の若手議員が開いた勉強会で、百田氏らから飛び出した報道機関に対する圧力発言。安倍首相は3日になって、初めて国会で陳謝したが……(写真は衆議院インターネット中継HPより)。 自民党の勉強会で、報道への圧力を求めたり沖縄の世論について侮蔑的な発言が出た問題について、安倍晋三首相は「国民の皆様に申し訳ない」と陳謝した。問題が指摘されてから1週間かかり、安保関連法案の審議への影響を懸念して幕引きを図るための対応だろう。とはいえ、このところしきりにメディア・コントロールを強化してきている自民党の総裁自身が、「安倍政権を厳しく非難している報道機関でも、言論の自由が侵されてはならない」と約束したことの意義は、決して小さくない。私たちも、よくよくこの言葉を記憶しておきたい。 暗黙の了解がある“壁耳”取材 問題発言があったのは、安倍首相に極めて近い議員たちで作る勉強会の席上だった。しかも、議
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