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※プロのアドバイスについて結構反響があったので、せっかくだから追記 ちなみに、プロが言うには、 描写は「空気(雰囲気)」も一緒に書かないと全然ダメらしい。 たとえば、 「幼馴染と一緒に公園のブランコに乗りながら話している場面」 を描写するとした場合、 プロになれない人、 脳内でアニメ絵を思い浮かべてノベライズする人は、 「豊富な語彙で、わかりやすく、その時間、場所、状況を 上手に説明すること」を頑張るわけですが、 プロは、 「その状況を説明しながらも、出したい空気(雰囲気)を混ぜて書くこと」 に神経を尖らせるそうです。 たとえば、この場面で書きたいことが「シリアスな相談」であれば、 「夕方」を寂しさを感じさせるような言葉遣いで表現しつつ、 「周囲に人がいない」ことを不安を感じさせるような言葉遣いで表現しつつ、 一緒にいる幼馴染の容姿の美しさを「はかなげ」な単語で描写しつつ、 視線、態度、表
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古典的でお堅い名著とされるものが、実際に読んでみると「まるでラノベみたいに(褒め言葉です)波乱万丈でキャラが立ってて純粋に面白いじゃん!」となることはよくあります。 …よくあるのですが、まさか「ルワンダ」とはねえ。いや、実に感服した。感服のあまりまとめた。 また、ファンタジー・SFの中に、以前から「文明を異世界に持ち込んで大活躍!」というジャンルがあるようです。(「文明無双」ものとも言われる?)そういう興味からも、この「総裁日記はラノベ的に読める」という視点は面白く感じました。 (ついでに手前味噌で、そういう話につなげます。) ※あと、ルワンダというと90年代に吹き荒れた民族虐殺のイメージが大きいのですが、この本で書かれているのは、その前の時代です。また、現在は極めて内情が安定、経済成長をしているとのことです
米澤 ユーゴの紛争があった当時、私はまだ学生だったんですが、どれだけテレビを見ても、新聞を読んでも、なんであの国が戦争をしているのかよく分からなかったんです。どうもピンとこない。チェコスロヴァキアはソビエトの圧迫がなくなった時に、「ビロード離婚」を経て遺恨なくチェコとスロヴァキアになっている。なのにユーゴスラヴィアは国を元通りに分けましょうというのに、なぜあそこまで延々と戦うのか疑問で、それを分かりたくて大学で研究のテーマに選びました。その時に研究したテーマで小説を書いた、という流れになります。 ――もともとは〈古典部〉シリーズ内で書く予定だったとも聞いています。独立した作品となったのはどうしてですか。 米澤 『愚者のエンドロール』を出した後、レーベルが休止になるということで〈古典部〉シリーズを続けられなくなり、完成原稿が宙に浮いてしまったんです。ちょうどその頃、東京創元社さんからお話をい
米澤穂信 『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビュー。以来ミステリーを中心に活躍する。2004年に東京創元社から出した『さよなら妖精』が2005年版の「このミス」で国内部門20位となり、高く評価された。2011年『折れた竜骨』で日本推理作家協会賞を、2014年『満願』で山本周五郎賞を受賞。7月31日刊行の『王とサーカス』刊行。 ――久々の長篇『王とサーカス』(2015年刊/東京創元社)が大変評判になっています。舞台がネパールなのが意外でしたが、なにより実際にあった事件を絡めながら、ものを「伝える」という、ご自身のお仕事に直接つながるテーマに正面から取り組んでいる点に驚き、感服しました。
「時間を決めて仕事をする」「作業しやすいものを仕事始めに持ってくる」――これはNPO法人 日本独立作家同盟が5月16日に主催したセミナー「電子時代、独立作家の執筆・出版手法」で、日本SF大賞作家・藤井太洋氏が語った仕事術の一部だ。 本イベントは、作家または作家を目指す人に向け、作品作りで藤井氏が心がけている点を伝授する講演を中心としたものだったが、ビジネスパーソンにとっても啓発的な内容を多く含むものだったので、紹介していきたい。 ブレない作品に仕上げるためのファーストステップ 藤井氏は「元エンジニア」として紹介されることも多いが、舞台美術、ディレクター、DTP制作などさまざまな職種の経験者。3DCGソフト「Shade」のエンジニアとして会社に在籍していた2011年秋まで、小説を執筆しようと思ったことがなかったという。 初めての作品作りのため、まず行ったのが「小説の書き方指南書」を読むこと…
「歴史的な出来事」が起きた時、文学者はそれとどう向き合うか。3.11から間をおかずに作品を発表した二人の作家いとうせいこうさんと高橋源一郎さんが、"あの日”の後に書くことについて語りあった(全3回)。初回は、15年間(!)のスランプを抜けて3.11後に書かれたいとうさんの小説『想像ラジオ』を中心に、3.11のこと、小説だからできること、そして作家にとって「スランプとは何か」を明かします。 3.11の後に何を書くか 高橋:こんにちは、高橋源一郎です。 いとう:いとうせいこうです。よろしくお願いします。 高橋:まず最初に僕の方から、いとうさんとの出会いのことをお話しますね。僕がデビューしたのが1982年なので、確か83年ころ、今から32年くらい前に、当時付き合っていた女の子から、「面白い芸人がいる」と聞いたのが最初です。で、東横線の日吉のある怪しげなマンションに行ったんです。そしたら、いとうせ
山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 @hirorin0015 @hirorin0015 ケン・リュウ『紙の動物園』(早川書房)を読んだ。中国出身でアメリカ在住のSF作家の短篇集である。 帯によれば、「日本経済新聞掲載書評にて★5つを獲得!」「異文化の中で生きる孤独と親子の情愛に胸を衝かれる傑作(読売新聞書評)」 とある。 2015-07-13 09:48:05 山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 @hirorin0015 @hirorin0015 訳者あとがきによれば、表題作「紙の動物園」は、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、世界幻想文学大賞の短編部門を受賞、日本でも星雲賞海外短編部門、SFマガジン読者賞海外部門を受賞。スペインでもイグナトゥス賞海外短編部門を受賞しているという。 2015-07-13 09:48:46
子どもが出来てから小さい頃読んでいた「ノンタン」を 子どもと一緒に再読するようになった。 その後、何冊か読んでいるうちに 作者が当時(1970年代)の大友康匠/幸子の共作から、 キヨノサチコに変わっていることに気づいた。 あれれ?どういうこと? と思って調べてみたら、ネットで「離婚」「泥沼裁判」などという おおよそノンタンの世界とはほど遠い物騒なワードが出てきて 夫婦の共作から、裁判を経て、妻の清野幸子単独の作品ということに かわった、ということがわかった。 今でも、 裁判での判決の全文をネットで見られるので見てみたら、 共作といってもストーリーの展開から、主要登場人物の造成まで、 はじめから、清野が担当しており、実質的には清野単独の作品だった、ということになっている。 それを踏まえて、今ではノンタンといえば、清野幸子の単独作品ということに なっている。(裁判後の増刷本、ネット情報は全て清
表現の自由から批判の自由が話題になる時、よく『エスパー魔美』から引用される頁がある。「くたばれ評論家」で、主人公と父親が会話する場面だ*1。 公表した表現が批判されることを覚悟すべきこと。批判することも反発しかえすことも自由であること。 そうした表現の自由にまつわる主張が、表現者である父親の人格とともに描かれ、この頁だけでも普遍性をもっている。 しかし、この頁だけがひとりあるきしていることは残念だ*2。 物語が知られていないのはしかたないとしても、書かれていない主張が読みとられることまでいいとは思えない。描かれているのは絵画への批判なのに、政府や司法への抗議と同一視する主張すらある。 誰が靖国に英霊を公表したのか - 法華狼の日記 そのように批判を自由にさせることと抗議を放置することを混同してしまえば、とるべき責任まで消されてしまう。 まず、父親は「おしまい!!」といっているが、批判を単純
フェネクス聡志さん原作・『ニュータイプパートナー』コミカライズ版です!元女性の聡志と元男性の雅美。運命的に出会ったふたりは次第に惹かれ合ったけれど、夫婦になるまでの道のりは長く険しくて…?ふたりの日常は毎日がハプニングの連続!?FTMとMTFの夫婦が織りなす、ハートフルなノンフィクション!作画・槍間ニイドさん
「問題」といってもこれは解決しようがなく、そうなることも含めて偉大なのかなあ…と個人的には思うのですが。シェークスピアから「七人の侍」、手塚治虫に江口寿史、大友克洋までの「大作家あるある」。ジャンルは一応「漫画」にしておくけど、もちろん他の分野でもそうですよね。
2014年01月27日12:00 ウェブで読める“名文”をたくさん集めた--ウェブ時代の文章読本より https://narumi.blog.jp/archives/2719865.htmlウェブで読める“名文”をたくさん集めた--ウェブ時代の文章読本より 去年11月に「ウェブ時代の文章読本 2013」というイベントに参加しました。あの「やまもといちろうBLOG」のやまもといちろう氏と、「小鳥ピヨピヨ」の清田いちる氏をゲストに、ウェブでテキストを上手に書く、面白く書くということについて論じるという内容で、大変面白かったです。 聞き手が、ライブドアブログの事業責任者・佐々木大輔氏と、日経BPの編集者・竹内靖朗氏というネットサービス側の人と紙の本を作る側の人というのもいいですね。このお二人の話もすごく勉強になりました。 で、メモりながら聞いていたらとんでもない長さになってしまったので3つに分け
2014年01月08日10:30 「切込隊長が、やまもといちろうになるまで」--ウェブ時代の文章読本より https://narumi.blog.jp/archives/2169543.html「切込隊長が、やまもといちろうになるまで」--ウェブ時代の文章読本より 「ブロガーに学ぶウェブ時代の文章技術論」といったテーマのイベントについてメモったもので、前回の続きです。 ゲストは「やまもといちろうBLOG」のやまもといちろう氏と、「小鳥ピヨピヨ」の清田いちる氏。この2人の話をライブドアブログの事業責任者・佐々木大輔氏と、日経BPの編集者・竹内靖朗氏がいろいろ聞き出しています。やまもといちろうさんの昔のブログを読み解いたり、歴代人気記事ランキングがすごいという内容です。 ◆◆◆ 佐々木:やまもとさんが、目の前で書いているところを1回見たことがあって、2時間くらいの、クライアント名を出していいか
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