「サハリン2、日本なくなる」 石油価格上限に反発―ロシア前首相 2022年07月05日18時54分 ロシアのメドベージェフ前首相=2月21日、モスクワ(AFP時事) ロシアのメドベージェフ前首相は5日、先進7カ国(G7)が対ロ制裁の一環で検討しているロシア産石油の取引価格への上限設定をめぐる岸田文雄首相の発言を受け、「日本はロシアから石油もガスも得られなくなる。(ロシア極東の石油・天然ガス開発事業)『サハリン2』の参加もなくなる」と反発した。通信アプリに投稿した。 ウクライナ危機で記述一変 日ロ関係「極めて重要」削除―外交青書 岸田首相は3日の東京都内での街頭演説で「ロシア産石油は今の半分程度の価格を上限とし、それ以上では国際社会で買わない仕組みをつくる」と述べていた。これを受け、メドベージェフ氏は「市場の石油は大幅に減り、価格もはるかに高くなるだろう」とけん制。日本はロシア産の石油やガス