人材コンサルタントの常見陽平氏によると、ソーシャルメディアの普及で「意識の高い人(笑)」が可視化されているという。本来はよい意味で使われていた「意識の高さ」が空回りして、地道になすべきことをおろそかにしたり、下積み仕事で力をつけようとする人をバカにする様子が目に余るのだそうだ。 中でも、ビジネス書のマーケティング手法として開発された「自分のプロフィールを誇張する手法」をマネる就活生は、実力と「意識」の乖離が大きすぎて逆効果になっていると指摘する。企業の採用担当者も過剰な自己演出をする学生に嫌気がさしており、背伸びもホドホドにしておいた方がよさそうだ。 社名を隠し「上場企業出身」と表記する理由 ――皆さんは、ビジネス書の著者や、ソーシャルメディア上でちょっと目立っている人のプロフィール情報を見て、「痛い」とか「かっこよすぎる」と思うことはないだろうか。私は、ある。なんせ「盛り」すぎ、つまり誇
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く