フジテレビ、スピードくじで「CM飛ばし」防止 2010年3月12日(金)08:47 フジテレビが、QRコードを使った制限時間つきのスピードくじを実用化し、番組内で実験を行った。 最終的な狙いはCMへの導入で、視聴者がCM中にトイレに行ったり、録画してCMを飛ばして見たりすることを防止する切り札にしたい考えだ。 このスピードくじは、QRコードから飛んだ特定サイトで、即時に当たりはずれが分かる仕組み。実験では画面上に16〜23秒間表示されるQRコードを携帯電話で読み取り、当たった時は、5分以内に応募すれば、ホテル宿泊券などの賞品がもらえる設定。2月13日から土曜午後放送の情報番組「満天笑店」で実験を4回行い、多い日には1000件以上の応募があった。 このくじは、視聴者の“CM飛ばし”対策を狙ったもの。フジはスピードくじの仕組みを特許申請し、CMへの導入に向けて準備を進めている。 フジの前田和也