まず会社員に個人事業主のような自己責任を求めるのはどうなのか?自己責任が取れる人間は独立して起業すればいい訳で、そのリスクを回避したい人が企業に所属し、そのリスク回避分は自己が創造した付加価値を企業に帰依させるのである。昔風に言えば搾取だが、リスク回避の為の年貢と思えばいい。 しかし奥谷社長の考えに基づけば、年貢を納めているのに、リスクは自分で負えと言うことなのか、働く側から見れば企業という庇は高いのに保障が薄い魅力のない保険に成り下がってしまう。 ちなみに「格差はあって当然」とか「下流は甘え」と言った言葉をはっきり言うのは、なぜか成功している女性が多い気がする。高市早苗や金美齢などがそのような発言をしている。男性の成功者はあまりはっきりこういうことを言う人は少なく、セーフティーネットも必要といったゆるい発言をする。そういえば英国のサッチャーがそうであった。