新型iPodの発表と共にリリースされたiTunes 8.0には、Genius(ジーニアス)という機能が追加された。この機能は特定の曲と関連する曲を集めたプレイリストを自動生成するというもの。新しいiPodとも連動しており、新型iPod nanoやiPod touchからもGeniusを呼び出すことができる。 こうした「自動プレイリスト」機能は、古くはMoodlogic、近年であればMusic IPやソニーの12音解析などの技術が、Geniusと似た機能を提供してきたが、これらとGeniusはどう違うのだろう?ということで、短時間ながらいくつか実験をしてみた。 結論から言えば、Geniusはまだヨチヨチ歩きの状態に思える。しかし、それでも従来に比べればずっと音楽を簡単に楽しめる。そしてこれから先、名前の通り天才的な才能を発揮し始めるかもしれない。 ■ ユーザーの行動分析から関連する曲を検索