太平洋戦争中、アメリカでは12万人の日系人が強制収容を強いられました。トランプ政権移行後、その歴史を書き換えようとする動きがみられ、日系人たちは危機感をつのらせています。 カリフォルニア州の砂漠地帯にあるマンザナー強制収容所跡地。1万人以上の日系人が収容され、アメリカ軍の監視下で共同生活を強いられました。日本軍へ協力する危険があるとして、敵性外国人と認定されていたためです。 戦後、アメリカ政府はこうした事実を公式に謝罪しています。 レーガン大統領(当時) 「日系アメリカ人の強制収容は間違いだったと認めなければなりません。多様だからこそ私たちは世界のあらゆる力を持つことができました。これがアメリカなのです」 それから37年が経った今年6月、トランプ政権がある張り紙を掲示しました。 「アメリカを否定するような内容があれば報告してほしい」 マンザナーで強制収容 ジョイス・オカザキさん(91) 「
